【鈴木農場】 郡山ブランド野菜の イタリアンランチツアー

November 14(木) 開催

 

肉も魚を使わない、人気のベジタブルピッツェリア・アルベロ 高橋Chefが県外から初参戦!!
今度は、鈴木農場さんの冬野菜で野菜が主役のイタリアンランチコース!

郡山市が発展したのは明治維新以降。歴史は安積開拓にさかのぼります。その開拓者精神のごとく、
立ち上がった郡山ブランド野菜。第一人者である鈴木農場さんが今回のキャンプ地です。

開催レポート

8月25日に続き、鈴木農場さんで今年2回目のFood Campを11月14日に開催いたしました。
当日は冬の嵐状態とあいにくの天候となりましたが、畑での収穫体験も作業小屋をお借りしてのお食事も無事に行うことができました。

畑での体験では、光一さんご自慢の大根をぜいたくに丸かじり。お客様からは梨のようだという感想も。お土産にも大根をいただきました。
 
その後も白菜の丸かじり、人参の収穫体験をしました。

最後は8月の回に定植した冬甘菜(キャベツ)の収穫テープカットを執り行ない、
8月の回にご参加したお客様のみリピーター特典として冬甘菜を収穫しました。

お食事テーブルに移動すると、そこは仙台のアルベロ高橋シェフの世界観でした。
菜食の妖精、ノームが高橋シェフと一緒に鈴木農場のお野菜を使ってイタリアの郷土料理を作る、そんな物語のコースとなりました。

お肉もお魚も使わず、でも大満足なお料理を召し上がってお客様は鈴木農場を後にしました。

ツアーの見どころ

  • プロもおすすめ!鈴木農場さんの旬のお野菜収穫体験

    年間300種類もの野菜を栽培する鈴木農場さんのお野菜はプロも絶賛のクオリティ。整備された畑は見ていて本当にすがすがしいです。この鈴木農場さんの旬のお野菜を特別に収穫させていただきます。美味しい野菜の見分け方、保存の仕方なども伝授。

  • 肉も魚も使わないけど大満足! 野菜が主役のベジタブルイタリアン

    野菜だけでも十分に美味しいことを知って欲しいと、はるばる仙台から初の参加となる高橋シェフ。お店で扱う野菜は必ず生産者を訪ねて、その人となり、そして野菜を見るそう。鈴木農場さんの野菜を素敵な物語に仕立てたベジフルなイタリアンコースをご堪能いただきます。(卵、乳製品は使用)

  • 鈴木農場さんならでは! 秘密のワーク

    野菜を知るには畑に足を運ぶことが一番。畑を存分に体感していただくためのワークを検討中です。鈴木農場さんのひろ~い畑で、思いっきり自然と触れ合おう。どんなワークになるかは当日のお楽しみです!

Special Interview

野菜を主役に扱うシェフも納得の鈴木農場さんの野菜たち。県外から初参戦の高橋シェフに鈴木農場さんの魅力とフードキャンプに寄せる想いを聞いてみました。

 高橋:鈴木農場さんは、ひとことで言えば「繊細」、野菜へかけるその細やかさが野菜に表れています。

ー鈴木農場さんの野菜の印象は?

鈴木農場さんは、手間を惜しまず日々のお野菜の状態にしっかりと気を配って育てられてます。そのためか、断面が整っていて使いやすいんです。なので、印象をひとことで言えば「繊細」、野菜にかけるその細やかさがそのまま表れています。
野菜の種類が多く、品種にも詳しく、きちんとこだわりがありつつ、お客様が喜ぶ野菜や食べさせ方を知っている。料理人が欲しいと思うような品種を作っている農家さんですね。とても感謝しています。

ーフードキャンプではどんな料理を?

やはり、野菜を主役、野菜を際立たせたいです。鈴木農場さんの素晴らしい野菜を存分に味わっていただきたいので、手を加える料理もあり、シンプルな料理もありといろいろ考えています。
野外レストランみたいなものには憧れがあり、やりたいなと思っていたんです。今回、郡山の料理人の方からご紹介いただきフードキャンプの存在を知りました。すごく面白い企画だなと思ったので、とても楽しみです。
畑の中で、野菜が主役のコース料理を是非、食べに来てください。

郡山ブランド野菜 ~冬野菜編~

御前人参

高カロテンで甘みの強い品種。細長い形が目を引きます。ジュースにすると、フルーティーな甘さで、他のニンジンとの違いが歴然とするほどのおいしさ。人参くささが少なくさっぱりとしているため、人参嫌いの方にも好評です。
収穫時期:11月上旬~2月下旬

冬甘菜

生で食べても唸るほど甘く、葉がぎっしりとつまったキャベツ。加熱すると甘みはさらに増し、煮込んだエキスは、出汁のようにコクと旨みがあります。2014年12月野菜ソムリエサミットで、二つ星を獲得。
収穫時期:11月下旬〜2月上旬

あこや姫

生で食べてみると、みずみずしく柔らかい食感と甘さに驚くカブです。純白でふっくらとした形状が美しく、葉もコンパクトで美味。皮付きで表面を焼くと、外は香ばしく中はトロッとした食感を楽しめます。
収穫時期:11月上旬~3月下旬

めんげ芋

甘みが強く、しっとりとなめらかな舌触り。後口もサッパリで、あっという間に一本食べてしまうほど。そのままでもスイーツのような味わいで、焼芋もおすすめ。こちらも2014年12月野菜ソムリエサミットでは、二つ星を獲得しています。
収穫時期:11月中旬~2月中旬

キャスト紹介

  郡山ブランド野菜協議会/鈴木農場・伊東種苗店 代表 鈴木 光一
■郡山ブランド野菜が希望をくれた

 郡山ブランド野菜の誕生はこの人を抜きして語ることはできない。鈴木農場・伊東種苗店の鈴木光一さん。光一さんは、野菜や米の生産者でありながら、種苗店のオーナーでもある。実は、鈴木さんの祖母方の実家が以前、種屋を営んでおり、その事業を引き継いだといういきさつが
写真:鈴木 光一

あってのこと。しかし、この種屋兼生産者であることが、のちの郡山ブランド野菜の誕生に大きく貢献したことは言うまでもない。

というのも、ここ郡山は入植者によって開拓された町。よって伝統野菜のようなものはなかった。しかし、必ずこの土地に適した作物はあるはず。どのような野菜が、どのような品種が郡山の土地に、気候風土に、そして現代の人たちの食に合うのかを徹底的に考え、調べ、栽培するなど試行錯誤を繰り返し、誕生した郡山ブランド野菜。「本当に最初は手探りでした。でも郡山の食卓を変えていきたい!」その想いだけで自分を突き動かし、やがて郡山ブランド野菜協議会のメンバーになる近隣農家の仲間を得ることにつながったのだ。
今やプロの料理人がこぞって取り扱うほど人気の郡山ブランド野菜。農大生がインターンに来たり、新規就農したいという人が増えたりと、郡山ブランド野菜が郡山の生産者に希望をくれたのは間違いない。

■とにかく根っこが大事
光一さんと話していると、つまりは根っこの話になることが多い。「みんな、見えている部分、上物に興味を持つけど、大事なのは根っこなんだよね。野菜の根っこ見たことある?」と力説する。野菜は根っこが大事だし、その根っこが育つ土が大事だと。そのことを伝えたいという鈴木さん。「でもそういうことって、押しつけじゃなくて、畑に来ればわかると思うんだよね」とも。その気持ちを表すかのように、毎回、きれいに整備された畑を惜しげもなく、フードキャンプの参加者たちに提供し、畑で様々な体験ワークを展開。土に触れ、根っこを見て、そして実を食べる。だからこそこの野菜の個性や美味しさがわかるのだろう。

■長い歴史がつながる瞬間
ある偶然が重なった。市内にあるレストランカフェ『ベストテーブル』に通う一人の外国人がいた。その方はオランダ出身の市役所職員だった。オランダといえば、郡山の発展の礎となった安積疎水事業で指揮を執った土木設計師コルネリス・ヨハンネス・ファン・ドールン氏の故郷である。ベストテーブルは鈴木さんの野菜をはじめ地場の新鮮な野菜が売りのレストラン。彼は、このベストテーブルの野菜の大ファン。農業大国オランダの野菜と比較してみても郡山の野菜はピカ一だそう。そして、ひょんなことからフードキャンプが外国人向けの某番組の取材を受けることになった。まさに、彼が認めた郡山の野菜を海外に発信することになった。

この出来事に光一さんは「ファン・ドールンさんによって、郡山が農業の発展、都市の発展を遂げ、そしてその国の方に自分たちの野菜を認めてもらい、さらにそれを再び海外の方にも発信できるなんて、これほど嬉しいことはない」と目を輝かせた。そこに携わってきた人々が長い歴史の中で結ばれるような想いだった。

「もっともっと皆さんに知ってもらい、食べてもらい、郡山来てもらえるよう、これからも頑張ります」と、日に焼けた光一さんの顔はキラキラ輝いていた。

 

  新窯菜食 アルベロ  オーナーChef 高橋 康
■自分の好きなことをやろう

宮城県仙台市出身の高橋シェフ。作並温泉へ向かう国道沿いに新窯菜食アルベロはある。
肉も魚も使わない野菜中心のイタリアンレストランだ。彼もまた野菜の魅力にとりつかれた一人。

高橋シェフの経歴はなかなか面白い。高校時代は電気科だったこともあり、卒業後は
写真:高橋 康

大手通信機器メーカーへ就職。ところが、ある日友人と「自分の好きなことをして生きよう」と話しになり、周囲の猛反対を押し切って退職。パスタが好きだった高橋シェフは、仙台のスパゲティ専門店へ。朝から晩まで働き詰めでしかもオーナーシェフはかなり厳しい人だった。その後、当時、地方ではまだ少なかったイタリアンのコース料理を出している店が東京にあることを知り、上京。つてはなかったが、休日を利用して6軒ほどめぼしいところを食べ歩き、一番気に入った店に、アポなしで履歴書を持参した。そこは乃木坂にあるイタリアンのトップシェフで、野菜が得意なシェフだった。イタリアンを基礎から教えてもらった。その後、ピッツエリアなどを経て、30歳までには自分の店を持つと決めていたので、30歳を前に帰郷。

■必要とされる店を目指して
野菜をメインにする店にすることに迷いはなかった。若かりし頃の人生話をきっかけに、料理の道を歩みだした高橋シェフだが、偶然にも野菜に触れることが多かったという。アレルギーのある人でも、子どもでも食べられる人が多い野菜。そして、素晴らしい野菜たちに出会い、徐々に野菜の魅力に引き込まれていったのだ。

さらに、街中ではなく、郊外で店を開こうと決めていた。その理由は、街中にはたくさんの飲食店があり、自分の店でなくても食べるところはある。地方では新しい店ができれば、無くなる店ができる。需要と供給のバランスの中で飽和状態の街中で客の取り合いをするのは嫌だったからだ。

■同じようなことをやっても、意味がない
2009年にアルベロをオープン。体に良いものを長期的に提供したいと考えると、結果的に野菜がメインのレストランになった。しかし、周囲への理解はそう簡単に得られなかった。オープン当時、お客さんから、「サラミもってくるから乗せろ!」とか「少しは肉や魚も出した方がいいんじゃない?」などと言われることもしばしばあった。客足が伸び悩んだ時期もあった。それでも、方針を変えることなく、オープンして3年が経過した頃から、女性客やお坊さん、外国の方や、アレルギーを持っている方やお子さん連れが多くなった。ようやく、この店の本来の価値を認めてもらえるようになったのだ。

まだまだやりたいことがあるという高橋シェフ。「アルベロは野菜のピッツエリアとして多くのお客様に来ていただいていますが、野菜で物語を語るコース料理がやりたいんです」と。そんな高橋シェフにとって、今回のフードキャンプはまさに前哨戦的な位置づけなのかもしれない。

 

ツアーのスケジュール

  1. お迎え・営業所集合

    10:30

    郡山市内のご自宅(滞在先)または郡山駅に郡山観光交通のタクシー(相乗り)にてお迎えに参ります。
    お迎え時刻は前日までにご連絡致します。
    ※郡山駅にてお迎えの方は、10:00a.mまでに郡山駅到着のダイヤでお越しください。

  2. 出発

    11:00

    孫の手トラベル 安積町営業所より観光バスにて現地へ出発します。
    ※営業所までお車で来られる方は10:50a.mまでにお越し下さい。(駐車場多少あり)

  3. 鈴木農場さんの畑の見学&秘密のワーク

    11:30

    鈴木農場さんでは試験栽培も含めて300種類以上の野菜を栽培しています。郡山ブランド野菜の誕生秘話や野菜作りへのこだわり、そして生産者ならではの農業に関するお話をいただきます。さらに、鈴木農場さんならではの、畑で秘密のワークを予定しています。
    ※現地に直接来られる方は、11:20a.mまでにお越しください。

  4. 郡山ブランド野菜(冬野菜)の収穫体験

    12:00

    県内外でも注目の郡山ブランド野菜。その美味しさ、美しさに惚れこむシェフも多数。この時期は、冬野菜がお楽しみいただけます。鈴木農場さんの郡山ブランド野菜を生産者の鈴木光一さんの手ほどきの元、一緒に収穫しましょう。
    ※収穫したお野菜はお持ち帰りいただけます。

  5. 高橋シェフによる野菜が主役のイタリアンランチ

    12:30

    はるばる仙台から参加いただくアルベロ 高橋シェフのお料理は、肉も魚も使わない野菜が主役のお料理。野菜のうまさを存分に引き出すそのお料理は、野菜だけでも全く不足を感じるどころか、大大大満足のベジフルコースランチ。高橋シェフの野菜に込められた想いを感じるランチです。
    ※ドリンクは別料金です。
    ※野菜中心ではありますが、材料、調味料などに卵、乳製品を使用しています。

  6. 鈴木農場さんの直売所deお買物タイム

    15:00

    鈴木農場さんでは郡山ブランド野菜をはじめ、ちょっとスーパーでは見かけないような珍しい野菜、オシャレな野菜たちがたくさん。味はもちろんのこと色彩豊かな野菜で、ワンランク上の食卓を作りませんか。家庭菜園をチャレンジされたい方は種・苗もあります。旬の冬野菜をお買い求めいただける楽しいショッピングタイムです。

  7. 孫の手トラベル安積町営業所に到着

    16:00

    その後、タクシー(相乗り)にて郡山市内のご自宅(滞在先)または郡山駅へお送り致します。
    ※お帰りの際、交通機関をご利用の方は、郡山駅発17:00p.m以降のダイヤをお手配下さい。

ツアーの詳細

開催日
November 14(木)
料金
お一人様 14800
※お子様・現地集合も同一料金となります。
当日の服装・持ち物
・外での体験やお食事となります。寒さが予想されますので、風を通しにくいウィンドブレーカー、ネックウォーマーなど適宜お持ちください。
・日差しが強い場合もありますので、帽子などもご用意頂くと良いです。
・畑に入りますので、サンダルや半ズボンは避け、汚れてもよい服装でお越しください。(スニーカー等でOKです)
・収穫体験用の手袋や持ち帰り用の袋はご用意いたします。
参加条件
本ツアーは小学生以上の方で、お一人で行動が出来る方(介添えなどが不要、医師からの許可がある方)であればどなたでも参加が可能です。なお、お子様も同料金となります。
運行会社
郡山観光交通株式会社
添乗員
孫の手トラベル自社スタッフが同行いたします
お支払い方法
参加までの流れをご参照ください
旅行保険の加入
いずれのツアーも万が一に備え、旅行保険に加入していただきます。保険料はツアー代金に含まれております。そのため、生年月日の情報もいただいております。
キャンセル料について
宿泊・チケット付きツアーは20~8日前20%、7~2日前30%、前日40%、当日旅行前50%、旅行開始後無連絡不参加は100%発生いたします。
また日帰りツアーは旅行開始日の前日から起算してさかのぼり、10~8日前20%、7~2日前30%、前日40%、当日旅行前50%、旅行開始後無連絡不参加は100%発生いたします。
雨天時の対応
雨天でも決行いたしますが、やむをえず自然災害等で中止の場合は、前日お電話にてお知らせいたします。その場合、お預かりしているツアー代金は全額ご返金いたします。
最小催行人数
15名 ※お申し込みが最少出発人数に満たずツアー中止となる場合は、4日前までにご連絡いたします。
旅行条件書
旅行条件書のページをご参照ください

開催地

ナビに、郡山市園芸振興センター(福島県郡山市逢瀬町多田野寒風担161)をセットしてお越しください。畑は、センターの西側に隣接しています。

参加までの流れ

  1. ツアーのお申込み

    ツアー名・出発日・参加者の氏名・住所・生年月日・電話番号をご用意いただき、お電話・FAXまたはインターネットにてお申込みください。
    お支払いは銀行振込またはご来店での現金支払となります。インターネットでのお申込の場合はカード決済にも対応しております。

    FAX
    024-945-1324

    9:00~18:00 日・祝休

    インターネットからのお申込

    お申込されるツアーページ下部の「このツアーに参加を申込む」ボタンよりお申込ください

  2. 案内書の送付

    お申込みいただいた方には、振込先等について記載した案内書を郵送またはメールいたします。持ち物、注意事項などもご確認ください。

  3. お支払い・予約確定

    ツアー代金のお支払いをもって、予約確定となります。案内書到着から15日以内にご入金ください。

  4. 最終確認

    前日までに添乗員から電話またはメールをいたします。タクシーのお迎え時間などのご連絡をさせていただきます。

  5. 当日

    ご自宅または郡山駅に相乗りタクシーがお迎えに上がります。また、旅のしおりをお渡しいたします。お帰りはもちろん、タクシーでご自宅までお送りいたします。

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FAX
024-945-1324

9:00~18:00 日・祝休

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写真:Food Campの青空レストラン