【12/7出発】東日本大震災で被害を受けた福島県双葉郡の事業再生にコミットしたい方の参加募集中！福島県双葉郡の歴史を学び、今を体験し、未来を創るツアー　

双葉郡の今と新しい取り組みを肌で感じる旅

福島県双葉郡では、新しい事業活動が始まり、様々な形で関係人口の創出に取り組んでいます。
そんな中、少しづつではありますが地域の産品として発信できるものが整い始めました。
今回の日帰りツアーでは、新しい事業活動を始めた担い手の方々と直接触れ合い、体験を通じてより深く彼らの想いを感じていただきたいと思っています。
そして、さらにその活動を応援し、仲間として今後事業展開に関わっていただく方が現れることを期待しています。

【本ツアーではこのような方のご参加をお待ちしております！】
・福島県双葉郡で始まっている新しい事業活動に触れてみたい方。
・今後の活動を継続的に応援してくださる方。
・今後の展開を一緒に考え、行動をともにしていただける方。

※主に大学生以上の方を対象としております。参加対象についてご相談がありましたら事務局までご連絡ください。

本ツアーで出会える活動＆担い手のみなさん

NPO法人相馬救援隊

「相馬野馬追」の開催地、浪江町に古くから根付く馬文化をさらに1000年先へ繋げていくことをミッションに活動をしています。この地域ならではの持続可能な、人と馬と自然とが共生する暮らしやコミュニティづくりに取り組んでいます。
ツアーでは、この地でしか出来ないこうした取り組みの紹介と、ホーストレッキング・乗馬の体験をしていただきます。

◆ 相馬行胤

旧相馬藩34代目当主。
震災後すぐ、NPO法人相馬救援隊を立ち上げ、被災した方々への支援や馬の救助・保護等を旧相馬藩領において行政区域を越え活動してきた。2018年からは、相馬双葉地方の歴史・文化的シンボルであり最大の資源である「馬」をテーマとし活動を続けている。

◆ 中澤葉子

岩手県盛岡市出身。産業カウンセラーの資格を有し、前職はキャリアカウンセラーとして若者のキャリア支援に従事。2018年に南相馬市へ移住し、長年馬に携わる夫とともに引退競走馬の支援プロジェクトに関わり始める。事務方の中心として業務にあたるほか、教育や福祉分野等への多様な馬の活躍の場づくりや、地域のコミュニティづくりに取り組んでいる。

Ichido株式会社

植物とお酒のチカラで新たな産業を生み出し、もう一度あたりまえの街並みを造る。あたりまえの景観を誇りに感じられるように願いながら、富岡町と大熊町で花植え活動を行っています。
ツアーでは、地域資源を活用し、花の酵母からお酒を造る唯一無二の新感覚事業の紹介と、花の酵母採取体験をお楽しみいただきます。

◆ 渡邉優翔

Ichido株式会社代表取締役/有限会社大桑原つつじ園26代目次期当主。
東京農業大学入学後に富岡町の夜ノ森駅のツツジに出会い2020年富岡町ツツジ再生プロジェクトを設立。観るだけではない花の可能性を新たに創り出したいと想い、花から取れる花酵母を地域資源から取り出し2024年4月にEnjuを販売開始。またその資金からお花を増やす活動を始めた。花とお酒をテーマに活動を続けている。

おおくまキウイ再生クラブ

震災以前は大熊町の特産品として多くの人に愛されたキウイフルーツ。その再生およびその活動を通じて関係人口の創出に取り組んでいます。誰でも参加できる圃場での作業会を開催しています。
ツアーでは、震災で失われた伝説のキウイを復活させるための畑作業を体験し、イルミネーションで彩られたキウイ畑で食べ比べをお楽しみいただきます。

◆ 原口拓也

和歌山大学システム工学部卒業。大学入学後、独立就農を目指し全国20箇所以上の農場を周る中で、震災により特産の果樹産業が失われた大熊町の現状を知る。住民らと作る任意団体キウイ再生クラブで中心的に活動し、大学在学中の2023年、本格的な果樹産業再生に向け株式会社ReFruitsを創業。2024年より大熊町内で本格的なキウイ栽培を開始。

◆ 阿部翔太郎

慶應義塾大学法学部4年。2020年より大熊町でドキュメンタリー制作や聞き書きなどの取材活動、町の特産品キウイフルーツの再生に向けた活動に関わり、2023年秋、原口とともに株式会社ReFruitsを創業。大熊町のキウイ再生に向けた取り組みを進めている。

交流会

キウイ圃場にて、ツアーで体験した一日を振り返り、事業再生に向けどんな応援やコミットができるかなど、参加者間や各事業者と意見交換を行い、今後の福島県双葉郡の発展につながる交流を図っていただきます。