甘い香り漂う苺畑でこだわりの完熟苺フルコースを堪能するFood Camp!

須賀川市のおざわ農園さんで、摘みたての完熟苺を味わう苺づくしのランチコース付。周辺は果樹園も多く、梨やりんごの花も見られ、爽やかな福島の5月を満喫する1dayツアーです。※お子様も参加可

開催レポート

■キャンプ地と生産者さんのご紹介

2018年のFoodCamp!の幕開けを飾るのは「おざわ農園さん☆完熟苺尽くしツアー」です。今回のキャンプ地のおざわ農園さんは、郡山市のお隣、須賀川市にあります。おざわ農園さん、言わずと知れた大人気の苺農家さんなんです。
何が大人気かといいますと、おざわ農園さんの苺は、一番美味しい完熟の状態になるまで待って摘み採る完熟苺で、ほどよい酸味と深い甘みで「ベスト・オブ・苺」といっても過言でないくらい、その美味しさは群を抜いています。

もう、キラキラ、ツヤツヤです。
しかし、おざわ農園さんの苺は、完熟ゆえに日持ちがしないのため一般流通はしておらず、スーパーなどでは買えない代物。それでもファンは多く、注文の電話や直接農園に買いに来る人がひっきりなしです。しかもシーズンは11月下旬から5月いっぱいと、旬の美味しさを大切にされています。

そんなおざわ農園さんの完熟苺を堪能すべくFoodCamp!に登場していただきました。

ちなみに、孫の手トラベルのFoodCamp!は、全ツアーご自宅までの送迎付きです。(※1)家族に送ってもらわなくても、ほろ酔いになっても大丈夫。ツアーの始まりは、みなさんの自宅玄関からです。さて、ここからは、ご参加いただいたTさんにツアーの模様をレポートしていただきます。
(※1) 郡山市内でも磐梯熱海、湖南地区は除きます。郡山市外からご参加の場合は、郡山駅または市内の宿泊先までの送迎となります。

■タイトルに違わぬ完熟苺尽くしのツアーに嬉しいため息⁈

ツアーの3日前に、孫の手トラベルさんからお迎え時間をご案内いただき、当日は朝からワクワク。そろそろかな〜と思い、ほんの少し早めに玄関先に出てみると、すでにお迎えのタクシーは到着していました!

ちなみに、孫の手トラベルさんは、山口タクシーグループで郡山観光交通さんが同じグループ会社なので、足回りはお任せあれ!というわけなんですね。
「こんにちは~。今日はよろしくお願いします!」と、乗り込むと、あらお若い!聞けば最年少ドライバー♪♪さん、26歳!フレッシュですね〜。そんなこんなで比較的同じ方面からご参加のみなさんと仲良く乗り合い、集合場所である安積町の営業所へ。

孫の手トラベルさんの営業所からは、こちらのバスに乗り換えます。各方面からタクシー送迎されたツアー参加者のみなさんが続々と集まってきました。

バスは予め席が決まっています。案内された席に着くと、おや?

旅のしおりです。なんか懐かしいですね。

そして、温かいおしぼりが配られました。こういう何気ないおもてなしが嬉しいですね。ほっとひと息つき、定刻の10:00になりましたので、いよいよ出発です。現地集合の方もいらっしゃいますが、ひとまず、バスメンバーで親睦を深めるべく自己紹介タイム。まずは、本日の添乗員の瀬谷さんから。

道中、昨年のFoodcamp!ネタも教えてくれました(笑)。そうこうしているうちに、目的地周辺に到着。こちらの画像は、岩瀬農業高校です。おざわ農園さんは岩瀬農業高校のすぐ近く。緑が美しい季節です。

おざわ農園さんは道路を挟んで、数十メートルなんですが、道が細くバスが入れないので、ここからは徒歩で行きます。
道すがら出くわしたのは、今が旬の筍!おざわ農園さんの周りには竹藪があり、にょっきり孟宗筍が顔を出していました。

なんか、かわいい。こんな小さな発見を参加者のみなさんと、楽しみながら、おざわ農園さんに到達。
すると、到着するやいなや、ウエルカムドリンクが用意されていました!

しかも、完熟苺をはじめ、ブルーベリー、オレンジなどをお好みのドリンクに入れて、オリジナルサングリアに。

私はもちろん、シュワシュワ〜、シャンパンサングリアにしました。
ツアー序盤にして、テンション急上昇!
さて、喉を潤した後は、苺畑の見学です。45アールあるという苺畑(ハウス)に一歩足を踏み入れると、そこは甘い香りでいっぱい。
ここで、おざわ農園の小沢さんより苺の栽培についてご説明いただきました。

おざわ農園さんが栽培しているのは、主に「とちおとめ」。色々と栽培してみて、味のバランスや形などトータル的に良かったとか。

日本における苺の歴史は遡ること約150年前の江戸後期から明治初期。オランダ苺として伝わり、福島県では、約40年前から農家での栽培が普及。
苺は高温多湿に弱く、夏の間はあまり適していないとか。冷涼な北海道や山間部では夏の苺もあるそうですが、主な収穫期は11月から6月頃まで。

これは一般的な苺のお話なんですが、ここからおざわ農園さんの完熟苺の秘密に迫ります!

私たちがスーパーなどでよく見る苺は、少なくとも店頭に並ぶまで2〜3日はかかっているそうです。また消費者が購入してすぐ悪くなってしまうとクレームになることもあるため、早摘みせざるをえません。となると、完熟がいいのはみんなわかっていても、そこまで待たずして苺を出荷しています。

本当はもっと苺は美味しい。完熟の苺は日持ちがしないけど間違いなく美味しい。苺本来の美味しさを届けたい、美味しい苺を届けるには直販しかない。そう思った小沢さんは、思い切って直販のみに方向転換したのです。思い切ったのは販売方法だけではありません。

不耕起栽培といって、土地を耕さない栽培方法へのチャレンジです。余計なものを土に入れずに、苺の根っこの力に任せる、自然の摂理に従うことにしたら、病気も少なく、害虫も大量発生することなく栽培ができたそうです。
また一方で、美味しい苺を安定供給できるように、ベストな環境を生み出す条件を数値化し、管理する仕組みも導入。自然の持つ力とこれまでの知恵の総力戦により、おざわ農園さんの完熟苺は生み出されているのです。

やっぱり、美味しさの裏側にはたゆまぬ努力があるんですね。個人的には、苺の力、自然の摂理を大事にするという小沢さんのフィロソフィーに感動しました。

さあ、そんな深〜いお話を聞きながらも、甘い香りがプンプン!ということで、ここからは苺摘み体験。小沢さんから苺の上手な採り方もレクチャーいただき、いろんなサイズの苺を採って食べ比べしてみてくださいとの事。大きいの、小さいの味わいが違う、この違いを感じる体験です。

宝石のような苺たちからお気に入りの1粒をパク~!もうジューシーで、香り豊かで、甘くて酸味もあってウマー。

小さいのも採ってみました。甘みがさらに凝縮されていたりと確かに違いがあります。小沢さんによると、ヘタの方と先の方でも味が違うとか。おススメの食べ方は、ヘタの方から先までを一気にいただく縦割り法。

さらに、次のハウスに移り、苺の苗のお話を伺いました。おざわ農園さんは苺の苗も農家さんへ販売しているのだとか。ランナーと呼ばれる長い茎がその苗になるそうです。まだまだこれから伸びるそう。来年も美味しい実をつけてくださいね。

さて、いよいよお待ちかねのランチタイム!苺畑をバックにドーンとダイニングテーブルがセットされていました。

凄ーい!レストランみたい。というか、レストランです。
そして、本日の料理を担当するのは、郡山ビューホテルの松岡料理長。コックコートに長~い帽子がキマッています。

さあ、料理を待ち受けるべく、参加者の皆さんで乾杯~!

そんな中、外ではフードカートが横付けし、青空の下、コックさんたちがサーブや仕上げに大忙しです

フードカートの中はレストランの厨房さながらです。

では、ここから一気に、お料理のレビューです。

まずは一品目の苺とヨーグルトのスープです。

赤と白のコントラストがまず目に飛び込んできました。なんとも色鮮やか。口に含むとヨーグルトベースのスープには塩味があり、食欲を掻き立てます。気温がぐんぐん上がっていたこの日には冷製のスープはぴったり。ますますこれからの食事への期待感が膨らみました。

そしてお次は、メインの苺の豚肉包みロースト バルサミコフォンドヴォーソースです。

ヒントは苺大福だとか。このコロンと丸い豚肉の中には完熟苺が入っているんですよ。そして、後から香るミント。初夏らしい、甘酸っぱく爽やかな清涼感がスーッと通り抜けて行きます。予想以上に美味しかったです。苺の触感がまだ残るくらいの火入れ具合で、豚肉のコクと苺のフレッシュさがお互いを引き立てていました。またバルサミコフォンドヴォーソースが美味!さすがフレンチ出身の松岡料理長の腕が光ります。

サーブされたパンも美味しい。ソースはこのパンで拭って全ていただきました。

さて、お次は、苺のグラタンです。

熱々のカスタード風のグラタンソースの上に冷たいバニラアイスクリーム。中にはやっぱり苺です。アツ&ヒヤMIXです。これまた美味しい。グラタンですがこちらはデザートです。

そして、デザートがもう一品。スイーツ好きには堪まりません。苺のミルフィーユ パフェ仕立てです。これはビジュアルからノックアウトです。

もう、かわいいし、美味しいし。そしてバックは苺畑ですから、フォトジェニックな一枚にどうしてもなっちゃう。参加者のみなさんもキャーキャーいいながら写真を撮って、食べていました!

なんと今日は郡山ビューホテルのパティシエの方も来て調理してくださいました。苺畑でホテルメイドのお料理がいただけるなんて、孫の手トラベルさんのFood camp!は凄すぎます。

興奮しっぱなしのハイレベルなお料理、タイトルに違わぬ完熟苺尽くしのランチコースにもう大満足でした。

帰りはもちろん、おざわ農園さんの完熟苺を購入。小沢さんFoodCamp!中も大忙しです。

さて、楽しい時間はアッという間。帰りのバスに乗り込み、一路、孫の手トラベルさんの営業所へ。小沢さん、美味しい苺有難うございました~。また来ますね!

そして、各方面へタクシーでお送りいただき、無事に自宅に到着。至れり尽くせり極楽です。

ちなみに、完熟苺尽くしツアーは5/5と5/27の2回ありましたが、どちらも満員御礼の大盛況。それも納得、一度参加すると分かります。FoodCamp!絶対おすすめです。(終)

ツアーの見どころ

  • 梨やリンゴのお花が見ごろ!

    須賀川市は野菜・果樹栽培など県内でも農業が盛んな地域です。この時期、梨やリンゴの花が咲き誇り、爽やかな5月の風を感じながら目的地を目指します。

  • 苺づくしのランチコース!

    小沢さんが作る完熟苺(とちおとめ)をふんだんに使ったランチコース。甘い苺の香りに包まれながら、苺畑でのランチは、苺好きにはたまらない、至福のひとときとなること間違いなし。

  • 完熟苺のお土産付!

    一般のスーパーや産直にも卸していないおざわ農園さんの完熟苺。農園内の直売所でも予約の電話がひっきりなし。普段は入れない苺畑で特別に苺摘み体験と完熟苺をお持ち帰りいただけます。

キャスト紹介

おざわ農園 園主 小沢 充博
一般的に市場に出回る苺は、出荷からお召し上がりになるまでの時間を考え、どうしても早めに摘み取らなければなりません。生産者からすると、もう少し熟した方が美味しいのになあ・・・と少し残念な気持になります。

味がゆっくり膨らむのを待って収穫すると、糖度だけでなく苺の味の良さが際立つ、その完熟状態をお届け
写真:小沢 充博

できるよう心がけています。だからこそ、直売にこだわっています。事前にお電話等でご予約・ご注文いただき、農園へお越しいただくか、宅配便でのお届けとさせていただいております。

今回の孫の手トラベルさんのFoodCamp!では、私どもの農園で摘みたての完熟苺をお召し上がりいただきますので、そのコクのある甘さと風味を存分に堪能していただけると思います。皆様のお越しをお待ちしております。

おざわ農園さんは、「農業を豊かに」「農業を憧れに」「農業を仕事に」をコンセプトに、次世代の若者達へ希望を繋ぐC O O L  A G R Iのメンバーとしてもご活躍されています。

郡山ビューホテル株式会社 総料理長 松岡 正
群馬県出身。1987年より前橋東急インホテルに勤務。
1990年からフランスで1年間修業を積み、1991年高崎ビューホテルに勤務。
2000年に郡山ビューホテルに勤務し、2006年に現職に就任。
2012年フランス料理界の名誉とされる日本エスコフィエ協会ディシプルを受賞。
写真:松岡 正

ツアーのスケジュール

  1. 孫の手トラベル営業所 出発

    10:00

    ご自宅や宿泊先(郡山市内のみ)および郡山駅まで、郡山観光タクシーがお迎えにあがります。出発時刻になりましたら、弊社営業所よりバスにて、目的地へむけて出発いたします。

    ※お迎え時間は、ツアー開催日の前日までにご連絡致します。
    ※郡山市外からお越しの場合は、9:30までに郡山駅到着の交通機関をご利用ください。
    ※現地集合・解散をご希望の方は、10:30までに現地へお越しください。

  2. おざわ農園 到着 ⇒ 小沢さんのお話/苺摘み体験

    10:30

    おざわ農園さんは70アールもの苺畑を持つ苺専業ファーマーで、小沢さんこだわりの完熟苺は一度食べたら、皆その美味しさのとりこに!どうしてそんなに美味しい苺が出来るのか、美味しい苺づくりの秘密をお伺いします。また、お話しの後は、普段は開放していない農園ですが、シーズン最後ということで特別に苺摘み体験をお楽しみいただきます。

  3. お待ちかね☆苺づくしのランチコース!

    11:30

    今回は、苺のふんわりと甘い香りでいっぱいのハウスの中で、可愛らしい苺を鑑賞しながらのダイニング。摘みたての完熟苺づくしのランチに舌鼓。ここでしか味わえないすべてが揃っています。お帰りもタクシー送迎付きですから、苺にシャンパン♪も安心してお楽しみいただけます。

    ※アルコールやソフトドリンクなどのお飲み物は別料金となります。

  4. ショッピングタイム

    13:30

    お食事のあとは、おざわ農園さんでのお買い物タイムをご用意しております。おざわ農園さんの苺は直販のみなので、買えるのはここだけ。お持ち帰りの苺の数量は限られますが、配送のご希望も承ります。

  5. 孫の手トラベル営業所着

    14:30

    楽しい時間はあっという間!おざわ農園さんを出発し、弊社営業所へ向かいます。ほろ酔い気分でも大丈夫。営業所からはご自宅(または郡山駅)まで弊社タクシーにてお送り致します。

    ※日帰りの場合は、余裕をもって15:30以降に郡山駅出発の交通機関をご予定ください。

ツアーの詳細

開催日
May 5(土)
料金
標準 13,800円
現地集合の場合 10,800円
※お子様・現地集合も同一料金となります。
参加条件
本ツアーは小学生以上の方で、お一人で行動が出来る方(介添えなどが不要、医師からの許可がある方)であればどなたでも参加が可能です。なお、お子様も同料金となります。
運行会社
郡山観光交通株式会社
添乗員
孫の手トラベル自社スタッフが同行いたします
お支払い方法
参加までの流れをご参照ください
旅行保険の加入
いずれのツアーも万が一に備え、旅行保険に加入していただきます。保険料はツアー代金に含まれております。そのため、生年月日の情報もいただいております。
キャンセル料について
宿泊・チケット付きツアーは20~8日前20%、7~2日前30%、前日40%、当日旅行前50%、旅行開始後無連絡不参加は100%発生いたします。
また日帰りツアーは旅行開始日の前日から起算してさかのぼり、10~8日前20%、7~2日前30%、前日40%、当日旅行前50%、旅行開始後無連絡不参加は100%発生いたします。
雨天時の対応
雨天でも決行いたしますが、やむをえず自然災害等で中止の場合は、前日お電話にてお知らせいたします。その場合、お預かりしているツアー代金は全額ご返金いたします。
最小催行人数
15名
旅行条件書
旅行条件書のページをご参照ください

開催地

【現地集合場所 】
おざわ農園   住所:福島県須賀川市前田川広町69  TEL:0248-76-7495

※岩瀬農業高校の近くです。

参加までの流れ

  1. ツアーのお申込み

    ツアー名・出発日・参加者の氏名・住所・生年月日・電話番号をご用意いただき、お電話・FAXまたはインターネットにてお申込みください。
    お支払いは銀行振込またはご来店での現金支払となります。インターネットでのお申込の場合はカード決済にも対応しております。

    FAX
    024-945-1324

    9:00~18:00 日・祝休

    インターネットからのお申込

    お申込されるツアーページ下部の「このツアーに参加を申込む」ボタンよりお申込ください

  2. 案内書の送付

    お申込みいただいた方には、振込先等について記載した案内書を郵送またはメールいたします。持ち物、注意事項などもご確認ください。

  3. お支払い・予約確定

    ツアー代金のお支払いをもって、予約確定となります。案内書到着から15日以内にご入金ください。

  4. 最終確認

    前日までに添乗員から電話またはメールをいたします。タクシーのお迎え時間などのご連絡をさせていただきます。

  5. 当日

    ご自宅または郡山駅に相乗りタクシーがお迎えに上がります。また、旅のしおりをお渡しいたします。お帰りはもちろん、タクシーでご自宅までお送りいたします。

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FAX
024-945-1324

9:00~18:00 日・祝休

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写真:Food Campの青空レストラン