絶品! 枝豆&凍み豆腐 イタリアンブランチツアー

August 2(日) 開催

凍み豆腐でイタリアン?

今年は、イタリアンの岩﨑シェフが椎根さんの極上凍み豆腐と枝豆に挑戦!
岩﨑シェフの世界観がどう表現されるのか、注目のFoodCamp!

*本ツアーは、福島県内在住の方のみご参加となりますことをご了承ください。

地域の伝統食材着目した貴重なツアー

郡山のソウルフード凍み豆腐!自然と伝統と地域の暮らしが知れる特別なFoodCampです。

コロナに負けるなキャンペーン

~FoodCamp参加者全員にお食事券プレゼント~

コロナウィルスの影響を受けている生産者と料理店を応援するキャンペーンとして、 FoodCampツアー参加者全員にフェッラゴーストさんで使える1,500円相当のお食事券をプレゼント致します。この機会に是非、フェッラゴーストさんに足を運んでみてください。
※ご来店の際は事前のご予約がおすすめです。

椎根さんの畑はとっても広く、界隈は見渡す限りの田園風景。

点在する集落の民家以外、ほぼ人工物が見えません。
その民家さえも、自然に溶け込み、そしてどこか懐かしい風合いを醸し出しています。まるでタイムスリップしたような感覚に陥る不思議な空間。鳥のさえずり、虫の音、風の薫り・・・。ああ、こんなところがあるんだなと、県内の方にも知って欲しい、日和田町の美しい風景です。

萱沼凍み豆腐のルーツ

「上萱沼、下萱沼と共に凍み豆腐の特産として、一種の風味があり、質緻密にして口中に入りて、粗雑の感なく、萬人に好まれたということである」と、日和田町の歴史をまとめた文献には書いてあります。
江戸時代(後期)、ここ萱沼地区に住む椎根家の祖先が、二本松城主丹羽様に仕えており、参勤交代の折にはお供をして江戸に上ることしばしば。その際、紀伊より上京した方と親交を深め、高野山に同道し、高野豆腐(凍み豆腐)の製法を習得したとか。
帰郷後、凍み豆腐を作り、公に献上したところ大好評。それ以来、萱沼凍み豆腐はこの地域の特産となりました。

取材時の様子をちょっとご紹介!

岩﨑シェフも自ら畑に入り、枝豆の生育状況を確認。何かを見つけた様子!?

枝豆の花を発見!紫の可憐な花が、緑の中にひっそりと!かわいい!

すべて手作業の萱沼凍み豆腐。熟練のスタッフさんが慣れた手つきで作業。伝統の味はこうして受け継がれています。

保存が効き、良質なタンパク源である凍み豆腐。福島県(特に中通り)ではよく食べられていた伝統食です。

 

 

開催レポート

農薬を使わない枝豆と凍み豆腐のフルコース!採ってゲームして目でも楽しむ夏

誰も知らない魅力的な場所が、福島にはある。フードカートと行く「Food Camp!ツアー」の2020年8月2日は、農薬を使わない枝豆と凍み豆腐が舞台でした。

夏!青空!枝豆をおつまみに、冷たいビールが頭をぐるぐる駆け回る晴天。今回は「おつまみ」イメージがある枝豆をイタリアンブランチで、そして食事前から楽しみどころ満載の、熱いツアーになりました。

農薬を使わない枝豆へのこだわり

郡山市日和田町にある「椎根商店」椎根宏文さんが作る枝豆は、農薬不使用。手間がとてもかかるそうですが、なぜ農薬を使わないことにこだわるのか。
「枝豆は子どもも大好き。居酒屋でさやごとパクパク食べるのを見まして、そのさやに薬をたくさん使っているわけで。どうせ作るなら、農薬を使わず、みんなに安全な枝豆を届けたい」と椎根さんは参加者に語りかけます。

雑草も、機械でなく手でとるこだわり。味にもいい影響があるとのこと。「おいしいのはあたり前。足が早い枝豆ですが、甘みがぬけにくいんです」。

お楽しみの収穫体験。「さやがふくらんだものを、とってくださいね」。一人1株とります。が、意外と難しい…「抜けない」の声も。体に力をいれて、よいしょ!

今回は「湯あがり娘」という早生の品種。香りと甘みがよく「枝豆界のプリンセス」との声も。「競争して採ってくださいね~」とか、「気に入ってない人? じゃあ行きますか!」と、椎根さんが時折語るボケとつっこみもジワります。

椎根さんの自宅に戻り、ゲーム大会!さやを、一つずつ外してバケツに入れ、最後まで残った人が優勝です。みなさん、さやは1株にいくつあると思いますか?

58、59、60…
まだまだです。

78、79、80‥。
平均は80くらいとのこと。

優勝者は、140でした!

本当の「楽しみ」はこれから。椎根さんのお母様(本格シェフ!?)が、採りたてを茹でてくださいました!「あまーい」との声続出。かたさも塩梅もイイ感じ!!

田んぼの中でレストラン

レストラン会場は、こちら!晴天&田んぼのど真ん中。テンションあがります!「イタリアに来たみたい!」との声も。

夏らしい演出でお出迎え。

椎根さんの乾杯で食事が始まります。

「すごい…お花のってる…」「おいしそう~」

一皿目は、枝豆畑のカポナータ。
須賀川市のイタリア料理店「フェッラゴースト」の岩﨑里美シェフが説明します。
「椎根さんの畑をイメージした一品です。カポナータは、イタリアの夏野菜トマト煮込み。その上に枝豆をのせて、畑をイメージしています。カエル、花など風景を一皿にみたてました」。
田んぼ・畑の中で食べるツアーにマッチした、いきなりメーンとも呼べる一品です。

岩﨑シェフの要望で、孫の手トラベルの竹内が、ワインをペアリング。
椎根さんやお母様とシェフとの出会いや畑の風景、こだわりの枝豆づくりなどのストーリーにあわせ、様々な料理にあうロゼ「ピロヴァノ」や、枝豆や夏野菜にあう「ファレスタ・ピニョレット」など3種類を用意しました。

夏のボッリート。イタリア風おでんのような一品。涼しげな見た目の中に、家庭料理のあったかさが込められています。

ソウルフード「凍み豆腐」

椎根さんは枝豆のほか、冬に「凍み豆腐」を作ります。郡山のソウルフード「凍み豆腐」、知ってますか?

冬の厳しい寒さを活かし、豆腐を凍らせた食べ物。農閑期に盛んに作られ、西日本では高野豆腐といわれます。「機械を使わず、包丁を使って一枚ずつ豆腐を切ります」
枝豆同様、手間ひまをかけた味が人気の秘密。「夏場に(結んでつるすための)稲わらをつくります。やりたくないぐらい大変。だけど『おいしい』っていわれるのが幸せなので、これからもがんばります」。

萱沼ラグーのカッペリーニ。
「鶏肉とあわせてラグー(ミートソース)パスタに。『すま豆腐』と呼ばれる、凍み豆腐のかどの部分を使いました。普段は売り物にせず、地元の人だけが食べているとのことですが、煮込むと豆腐のうまみが出るので、特別に使いました」。

椎根さんから学んだ「地域の文化や知恵」もメニューに取り込んでいました。

デザートは「わび・さびのティラミス」。
凍み豆腐にコーヒーを染み込ませてスポンジ替わりに使用。味の濃い枝豆ともしっかり溶け合い、大地を守る椎根さんの姿も表現しています。

今回、郡山の人気日本料理店「粋・丸新」の熊倉誠シェフが、岩﨑シェフの調理を裏側でサポート。実は熊倉シェフ、昨年8月のここ椎根商店でのツアーで調理を担当し、当時は岩﨑シェフがサポートしていました。その時の出会いで今回ツアーが実現しています。

昨年は和食で、今年はイタリア料理。連続で参加しても、枝豆や凍み豆腐の価値を、全く違う視点で楽しめますね。

ありがとうございました!!

ツアーの見どころ

  • 凍み豆腐と枝豆を岩﨑シェフの 世界観で表現する注目のお料理

    凍み豆腐は勿論のこと、枝豆もイタリアンでは使われないレア食材とのこと。 岩﨑シェフの世界観でどう表現されるのか? 注目のお料理です。

  • 枝豆の収穫体験&茹で上げ ワークショップ

    農薬を使わずに育てた枝豆を収穫し、すぐさま茹で上げ!もうこの美味しさにみなさんの手が止まらない!大好評の枝豆の収穫体験&茹で上げワークショップを今年も行います。

  • 田んぼの真ん中に 特設ダイニング

    椎根さんの田んぼのあぜ道に突如現れるダイニング!突き抜ける青空の下、小鳥のさえずりをBGMに、そよ風を受けながら、豊かなひと時を。

キャスト紹介

有限会社椎根商店 代表 椎根 宏文
■昨年のFoodCampを振り返って
 「どうしよう・・・やんのかな。俺やりたくねぇな」というのが実は最初に浮かんだ言葉でした。生産者としてのプレッシャーに押しつぶされそうだからです。また、納得いく出来でなければ、岩﨑シェフにもご迷惑おかけするんじゃないかなと思いました。
写真:椎根 宏文

ですから、今年も孫の手さんからお話をいただいたとき、すんなり「ハイ」とお返事しにくい気持ちでした。でも、FoodCamp当日はただただ楽しかったです。終わった後は燃え尽きたというか、とにかく全力でトライしました。手伝ってくれた母も「当日は楽しくて、新しい出会いもあり、充実感があった」と言ってくれました。

■信頼できる人に預けたい
今年の2月頃、岩﨑シェフには凍み豆腐作りに来ていただきました。わざわざ生産者を訪ねてくれた岩﨑シェフの姿に、シェフとしてのこだわりや夢があるんだなということは直ぐに伝わりました。そういう人に私がつくる凍み豆腐や枝豆を上手に料理してもらえたら、それは本当に幸せです。生産者冥利ですよね。信念を持って作っているので、やはり信頼できる人に預けたい、いつもそう思っています。なので、今回その岩﨑シェフが一緒にやりたいと言ってくれたことで、またやってみようかなと思いました。

■当たり前のことを、当たり前に
枝豆にしても、凍み豆腐にしても、特別なことは何もしていません。毎年やっていることを地道にやっているだけです。その結果として「美味しい」と言ってもらえるならいいなと。私たち生産者は、”美味しくて、安全であること”それが一番です。たくさん売れたらそれは嬉しいのですが、本当に欲しいと思う人が買ってくれればいいと思っているんです。相変わらず、こんなスタンスですが、愚直にコツコツやり続けることが大事だと思っています。良かったら、また畑に来てください。

椎根さんはこちらの記事(100年ふくしま)でも紹介されています。
http://100nenfukushima.jp/2014/agri041/

フェッラゴースト オーナーシェフ 岩﨑 里美
■椎根さんの言葉に染み入る
 凍み豆腐づくりの最盛期にお邪魔させていただきました。何気なくやっている作業も実際やるとなると難しかったです。今回、伝統的な郷土食材の生産現場を見ることができ、とても勉強になりました。また、椎根さんとお母様とのやり取りを見ていて、感じることが多々ありました。
写真:岩﨑 里美

私も親に店を手伝ってもらっているので、店を切り盛りする上でどう関わっていくか、親子といえどもパートナーとしてのリスペクトを椎根さんは持っている方だなと。そして、生産者としての揺るぎない信念があり、愛情を感じました。そんな椎根さんの一つ一つの言葉が染み入り、この方とFoodCampをしたいと思ったのです。

■FoodCampで出会えた
私もFoodCampに昨年参加させていただきましたが、今年の開催については正直、なかなか結論が出せずにいました。というのも、私の中でまだはっきり、一緒にやりたい生産者というのが浮かんできていなかったからです。しかし、椎根さんに出会い、気持ちが定まりました。凍み豆腐も枝豆もイタリアンでは使わない食材ですが、椎根さんらしさやこの場所の雰囲気、夏の匂い・・・そういったものを表現してみたいという気持ちが湧いてきました。それで、今回お声掛けさせていただきました。そういう新しい出会いやきっかけをいただけたのはFoodCampならではと思います。

お料理はどんなものになるかは、じっくり食材に向き合って、考えたいと思います。是非、椎根さんの畑で皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

Ferragosto フェッラゴースト
Address:福島県須賀川市大町244-1 TEL:0248-94-8933

ツアーのスケジュール

  1. お 迎 え ・ 集 合

    7:30 am頃

    郡山市内のご自宅(滞在先)または郡山駅にタクシーにてお迎えに参ります。お迎え時刻は前日までにご連絡致します。

    ※郡山駅にてお迎えの方は、7:30までに郡山駅到着のダイヤでお越しください。
    ※タクシーはグループ会社の「郡山観光交通」のタクシーが参ります。

  2. 出 発

    8:00 am

    孫の手トラベル 安積町営業所より観光バスにて現地へ出発します。

    ※営業所までお車で来られる方は7:50までにお越し下さい。
    (駐車場多少あり)

  3. 現地到着

    8:40 am

    椎根さんのガイドで、枝豆の収穫体験をお楽しみいただきます。また採りたての枝豆をみなさんで美味しく茹で上げ、試食するワークショップを行います。

    ※現地に直接来られる方は、8:30までにお越しください。

  4. ブランチタイム

    10:00 am

    畑からバスで少し高台に向かうと、田んぼの真ん中に設えたダイニングでフェッラゴーストの岩﨑シェフがお出迎え。岩﨑シェフならではの世界観で仕立てるお料理にワクワク!

    ※ブランチツアーですので、当日ご朝食を取られる方は、軽めがよろしいかと思います。

  5. レシピ紹介&直売

    11:30 am

    ご家庭でも簡単にできる凍み豆腐料理をご紹介。また萱沼凍み豆腐、椎根さんの枝豆もご購入いただけます。

  6. お帰り

    1:00 pm出発

    孫の手トラベル安積町営業所に到着後、タクシーにて郡山市内のご自宅(滞在先)または郡山駅へお送り致します。
    ※お帰りの際、交通機関をご利用の方は、郡山駅発14:30以降のダイヤをお手配下さい。

ツアーの詳細

開催日
August 2(日)
料金
お一人様(A) 14,800円
※お子様・現地集合も同一料金となります。
当日の服装・持ち物
・暑さが予想されますので、帽子、タオルなどお持ちください。
・畑に入りますので、サンダルや半ズボンは避け、汚れてもよい服装でお越しください。(スニーカー等でOKです)
・黒い色の服装は蜂が寄ってくる可能性があります。なるべく黒いお洋服は避けてられることをお勧めしています。
・お食事以外の時間帯では、マスクの着用をお願いします。
・お食事時の飛沫感染防止に扇子のご用意をお願いします。

なお、収穫体験用の手袋や持ち帰り用の袋はご用意いたします。
参加条件
本ツアーは小学生以上の方で、お一人で行動が出来る方(介添えなどが不要、医師からの許可がある方)であればどなたでも参加が可能です。なお、お子様も同料金となります。
運行会社
郡山観光交通株式会社
添乗員
孫の手トラベル自社スタッフが同行いたします
お支払い方法
参加までの流れをご参照ください
旅行保険の加入
いずれのツアーも万が一に備え、旅行保険に加入していただきます。保険料はツアー代金に含まれております。そのため、生年月日の情報もいただいております。
キャンセル料について
宿泊・チケット付きツアーは20~8日前20%、7~2日前30%、前日40%、当日旅行前50%、旅行開始後無連絡不参加は100%発生いたします。
また日帰りツアーは旅行開始日の前日から起算してさかのぼり、10~8日前20%、7~2日前30%、前日40%、当日旅行前50%、旅行開始後無連絡不参加は100%発生いたします。
雨天時の対応
雨天でも決行いたしますが、やむをえず自然災害等で中止の場合は、前日お電話にてお知らせいたします。その場合、お預かりしているツアー代金は全額ご返金いたします。
最小催行人数
15名 ※お申し込みが最少出発人数に満たずツアー中止となる場合は、4日前までにご連絡いたします。
旅行条件書
旅行条件書のページをご参照ください

開催地

【現地集合場所 】
有限会社 椎根商店
福島県郡山市日和田町高倉上萱沼20
※駐車スペースには限りがございますので、一定数に達しましたら現地集合を締め切らせていただく場合がございます。

参加までの流れ

  1. ツアーのお申込み

    ツアー名・出発日・参加者の氏名・住所・生年月日・電話番号をご用意いただき、お電話・FAXまたはインターネットにてお申込みください。
    お支払いは銀行振込またはご来店での現金支払となります。インターネットでのお申込の場合はカード決済にも対応しております。

    FAX
    024-945-1324

    9:00~18:00 日・祝休

    インターネットからのお申込

    お申込されるツアーページ下部の「このツアーに参加を申込む」ボタンよりお申込ください

  2. 案内書の送付

    お申込みいただいた方には、振込先等について記載した案内書を郵送またはメールいたします。持ち物、注意事項などもご確認ください。

  3. お支払い・予約確定

    ツアー代金のお支払いをもって、予約確定となります。案内書到着から15日以内にご入金ください。

  4. 最終確認

    前日までに添乗員から電話またはメールをいたします。タクシーのお迎え時間などのご連絡をさせていただきます。

  5. 当日

    ご自宅または郡山駅に相乗りタクシーがお迎えに上がります。また、旅のしおりをお渡しいたします。お帰りはもちろん、タクシーでご自宅までお送りいたします。

メール会員登録

先行予約可能なメール会員登録はこちらから!
オリジナリティ溢れるツアー情報や福島ローカルのニッチな情報をお届けします。

登録フォームへ

お問合せ

FAX
024-945-1324

9:00~18:00 日・祝休

お問合せフォーム
写真:Food Campの青空レストラン