【玉川村さるなし生産組合】幻のフルーツさるなし &地元野菜のイタリアンランチツアー 10/1(火)@玉川村

October 1(火) 開催

今回は、生産者のみならず、シェフも玉川村出身ということで、玉川コンビによるFoodCamp!が実現。
さらに、ここ玉川村の立役者、道の駅たまかわ「こぶしの里」の穂積所長の
多大なるご協力は、玉川を愛してやまない男たちのヒューマンストーリーでもあります。

開催レポート

10月1日は玉川村のさるなし畑で開催いたしました。
当日は雲ひとつない秋晴れ。さるなしの木の下で、木漏れ日がキラキラ輝く素敵なダイニングとなりました。

さるなしパワーで数々の病気を克服してきた生産者の塩田さんのお話には、参加者の皆さんもびっくり。
さるなしを初めて知った方も多く、興味深く耳を傾けていらっしゃいました。

玉川村出身の高林シェフによるさるなしや玉川村の食材を使ったやさしいイタリアンコースも大好評。お客様と一緒にお食事をされた村のさるなし農家の方にとっても、新しい発見があったようです。

各テーブルごとに地元の生産者の皆さんと会話に花を咲かせながら、終始和やかな賑やかな雰囲気で、運営スタッフも思い出に残る回となりました。

ツアーの見どころ

  • お好きなだけどうぞ! さるなしの収穫体験

    「こくわ」とも呼ばれるさるなし。ジャムやジュース、果実酒など楽しみ方は色々。ビタミンCと亜鉛が豊富で体にもよいスーパーフルーツをお好きなだけ収穫できます。専用のパックをご用意致しますので、心ゆくまで収穫してください! ※2パック目からは追加料金(500円/1パックあたり)となります。

  • 玉川村の食材を ふんだんに使ったベジフルなお料理

    平野部と山間部が混在する玉川村。ゆえに多種多様な作物が採れます。さるなし以外にもお米、蕎麦、しぼりトマト、水菜、きゅうり、サラダかぼちゃ、ブルーベリーなども特産。玉川村出身の高林シェフがさるなしと玉川村の特産品でベジフルなイタリアンランチに仕立てます。 ※お料理はコース料理で5~7皿の予定です。

  • 小高い丘にあるさるなし畑で 里山を眺めながらの絶景ランチ

    みなさんをご案内するさるなし畑は見晴らしの良い小高い丘にあります。一面に広がるさるなしの木の下にダイニングテーブルを設置し、テーブル席からも手に届くさるなしを楽しみながら、絶景ランチを楽しみましょう! ※雨天時はさるなし畑のすぐ側の小道になる予定です。

キャスト紹介

好きなだけ採ってっていいよ、俺の手間が省けるから・・・(笑) 玉川村 さるなし生産組合 塩田 勝利
■さるなしに助けられた・・・
 
 約1反8畝歩(約1785平方メートル)もある塩田さんの畑では、年間4~5tを生産しているという玉川村でも屈指のさるなし農家。さるなしは、玉川村の他、山形県、長野県などの山間に自生していたマタタビ科の果物でビタミンCがレモンの10倍、ビタミンB1も豊富。
写真:塩田 勝利

これを栽培できるように品種改良し、玉川村が今から約30年程前に、地域おこしの新しい目玉として栽培を始めた。

地域によっては「こくわ」とも呼び、「さるなし」の由来は、サルが見つけて食べて尽くしてしまうからとか。これを聞いていた塩田さんですら実際にその様子を見たことはなく、一昨年に実際にサルがさるなしを食べるのを見て感激したそう。そんなエピソードを子どものように目を丸くして話す塩田さんは元気そのものだ。しかし、塩田さんはかつて急性白血病などの大病を3度も患いながら、現在では御覧の通り、見事回復。畑を歩く足取りも軽やか。これも、さるなしの恵みだと塩田さんは力説する。

■さるなしは、栽培が比較的容易

栽培用のさるなしは、大人の背丈より少し低い位の高さに棚を作り、そこにツルを這わせ、摘み取りやすくしている。そうしないと上へ上へとツルが伸び、実が採れなくなってしまうとか。葉を虫が食べることはあるが、実の部分は虫も鳥も食べないとか。それもそのはず、完熟していないさるなしは、超酸っぱい!!この酸っぱさレモン以上で、確かに虫も鳥もなかなか寄り付かないだろう。よって、農薬は年に1回のみ。大した肥料や農薬をしなくてよいので、続けられると塩田さんは言う。

今年は雨が多く、さるなしは豊作だとか。「好きなだけ採ってください。私の手間が省けるので」と屈託のない笑顔が印象的な塩田さんに、是非、会いに来て、玉川の自然を味わって欲しい。

生産者にも、自分にも決して無理をさせない、しないことかな・・・ 肉と野菜の農家イタリアンArigato シェフ 高林 誠
■最初に就いた仕事は製造業で工場勤務、安定した生活だったが-

 工場での仕事は、目の前の数字に対してクリアするかどうかで、なんとなく物足りなさを感じていた日々。ふと立ち寄った店で目にした飲食店のスタッフ募集の貼り紙。
写真:高林 誠

「もともと食べることが好きだったので、人生一度きりと思ってチャレンジしました」と当時を振り返る。最初はホールから、やがてキッチンを任されるようになったある日、お客様に帰りがけに「美味しかったよ、ごちそうさま」と直接言われ、感動。「もうこの道しかない」と腹が決まり、調理師免許を取得。後にArigatoのオーナー、鈴木社長に出会うことになる。

 ■生産者の想いに触れ、料理人として考えた日々-

新しい店づくり(Arigato)に鈴木社長と一緒にさまざまな生産者に会いに行くと、ある生産者の言葉が引っ掛かった。「野菜そのものの形、野菜の存在をなくすような料理は生産者としては嬉しくない」と。どうしたら生産者の想いを実現できるか、あれこれ考え、肉と野菜の農家イタリアンArigatoが誕生。「料理人として、僕が心に留めていることは”その時に入るもの、今しかない旬のものを仕入れる。自分も無理しないし、生産者にも無理をさせない”ことだそう。

そんな高林シェフは今回、地元玉川村でのFoodCamp!に、想いは一層募ることだろう。「どこの高林だ?」という塩田さんに、地元同士ならではの距離の近さに思わず顔が緩む。大先輩の胸を借りて、思いっきり腕を奮ってくれることだろう。

 

肉と野菜の農家イタリアン Arigato
http://nouka-italian.com/
福島県郡山市安積4丁目35 1F TEL:024-983-9678

玉川村の人は純朴、そして、今も残る田舎の風景に心癒される  道の駅たまかわ「こぶしの里」所長 穂積 俊一
■こぶしの里の所長になったのは、たまたま・・・。

 泉崎村出身の穂積さん。もともとは商工会の団体職員で、転勤で玉川村の商工会に異動。その後、塙町へ異動の予定だったが、道の駅になっていた現在の直売所(こぶしの里)の当時の所長が村の助役に就任。後を任された穂積さんは、長年勤務した商工会を辞め、
写真:穂積 俊一

現在に至る。こぶしの里では、直売所の運営はもちろんのこと、玉川村での新規操業や事業設立の支援も行っている。

 商工会勤務の時から農家さんとは縁があった。しかし、同時に農家が直面する課題もリアルに感じていた。
「せっかく農家さんが丹精込め作った農作物を誰が売ってくれるのだろう?」という疑問だ。大半の農家さんは農協に出す以外は販路を持っていない。美味しい野菜は一定量以外は自家消費か処分されてしまうことに。これはもったいないなあとずっと思っていたそう。

■メリットのはずが、デメリットに映った日々

 ここ玉川村は阿武隈高地の一角にもまたがり、中山間と平地が両方ある。ゆえに様々な作物ができるのだが、以前の一村一品運動のような特産というものが語れず、メリットのはずがデメリットになっていた。
 ところが、時代は変わり小ロット他品目の農業が注目され始め徐々に動きは変わってきた。とはいうものの柱となる特産はやはり欲しい。色々とチャレンジした結果、家族経営でも継続しやすい”さるなし”が残ったのだ。

 特に、さるなしは四辻地区の塩田家と大和田家が大きな栽培農家。今やさるなしサミットまで開催する賑わいをみせ、関東圏からもオーダーがあるとのこと。
 
 玉川の人は純朴で、一歩踏み入れば田舎の風景が残る玉川村に多くの方が来ていただけることを心から願い、穂積所長は持ち前のバイタリティーでこぶしの里を起点に奮闘する日々である。

 

玉川村 道の駅たまかわ 「こぶしの里」
〒963-6311 福島県石川郡玉川村大字岩法寺宮ノ前140-2 TEL:0247-57-3800 FAX:0247-57-4346
営業時間 AM8:00~PM6:00(休館日 1/1)
http://www.kobushinosato.com/

ツアーのスケジュール

  1. 9:00頃

    ご自宅・郡山駅までお迎え

    ご自宅や宿泊先(郡山市内のみ)および郡山駅まで、弊社タクシーがお迎えにあがります。

    ※お迎え時間は、ツアー開催日の前日までにご連絡致します。
    ※郡山市外からお越しの場合は、9:30までに郡山駅到着の交通機関をご利用ください。
    ※現地集合・解散をご希望の方は、10:50までに現地へお越しください。

  2. 孫の手トラベル営業所 出発

    10:00

    出発時刻になりましたら、弊社営業所よりバスにて目的地へ出発いたします。

  3. さるなし畑へ到着 さるなしのお話&さるなし収穫体験

    10:50

    今年はさるなしが豊作。「採るのが大変だから好きなだけ採っていっていいよ。」と塩田さん。食べ頃のさるなしの見分け方も教えていただきながら、心ゆくまでさるなし収穫を楽しみましょう。お持ち帰り用のパックをご用意しておりますので、遠慮なくお申し出ください。
    ※1パック分は費用に含まれております。追加:1パックにつき500円。

  4. さるなし&玉川村の地元野菜のイタリアンコース!

    12:00

    幻のフルーツさるなしと玉川村の恵みで仕立てたランチをお召し上がりいただきます。もちろん、ダイニングは、さるなしの木の下です。小高い丘から里山の風景を眺めながら、Arigato 高林シェフのイタリアンコースをご堪能いただきます。

  5. 道の駅たまかわ こぶしの里でお買い物タイム♪

    14:00

    産直ハンターも認める充実ぶりのこぶしの里。旬の野菜が所せましと並びます。もちろんさるなしのジュースやワイン、ジャムなどもあります。さらにおススメはさるなしと空芯菜のソフトクリーム。ランチを堪能しても別腹でいけちゃうサラッとした美味しさ。地元の方が作ったおこわやお餅もお買い求めいただけますよ。
    ※こちらでトイレ休憩もかねて立ち寄ります。

  6. 孫の手トラベル営業所着  ⇒ご自宅・郡山駅までお送り

    15:20

    こぶしの里さんを出発し、郡山の弊社営業所へ向かいます。お土産を買い過ぎちゃっても大丈夫!営業所からはご自宅(または郡山駅)まで弊社タクシーにてお送り致します。

    ※お帰りの際、交通機関をご利用の方は余裕をもって郡山駅出発16:00以降のダイヤをご予定ください。

ツアーの詳細

開催日
October 1(火)
料金
お一人様 14800
※お子様・現地集合も同一料金となります。
参加条件
本ツアーは小学生以上の方で、お一人で行動が出来る方(介添えなどが不要、医師からの許可がある方)であればどなたでも参加が可能です。なお、お子様も同料金となります。
運行会社
郡山観光交通株式会社
添乗員
孫の手トラベル自社スタッフが同行いたします
お支払い方法
参加までの流れをご参照ください
旅行保険の加入
いずれのツアーも万が一に備え、旅行保険に加入していただきます。保険料はツアー代金に含まれております。そのため、生年月日の情報もいただいております。
キャンセル料について
宿泊・チケット付きツアーは20~8日前20%、7~2日前30%、前日40%、当日旅行前50%、旅行開始後無連絡不参加は100%発生いたします。
また日帰りツアーは旅行開始日の前日から起算してさかのぼり、10~8日前20%、7~2日前30%、前日40%、当日旅行前50%、旅行開始後無連絡不参加は100%発生いたします。
雨天時の対応
雨天でも決行いたしますが、やむをえず自然災害等で中止の場合は、前日お電話にてお知らせいたします。その場合、お預かりしているツアー代金は全額ご返金いたします。
最小催行人数
15名 お申し込みが最少出発人数に満たずツアー中止となる場合は、4日前までにご連絡いたします。
旅行条件書
旅行条件書のページをご参照ください

開催地

〒963-6301 福島県石川郡玉川村大字四辻

※ナビに、「もてなしのかくれ家 すわや」さん(福島県石川郡玉川村四辻新田津間32)をセットし、すわやさんから数十メートル直進すると、県道40号線を左折する道があります。さらに舗装されていない細い砂利道が分岐しています。こちらの砂利道に駐車スペースをご用意します。その先の小高い丘(さるなし畑)が会場になります。当日は案内板を設置致します。

参加までの流れ

  1. ツアーのお申込み

    ツアー名・出発日・参加者の氏名・住所・生年月日・電話番号をご用意いただき、お電話・FAXまたはインターネットにてお申込みください。
    お支払いは銀行振込またはご来店での現金支払となります。インターネットでのお申込の場合はカード決済にも対応しております。

    FAX
    024-945-1324

    9:00~18:00 日・祝休

    インターネットからのお申込

    お申込されるツアーページ下部の「このツアーに参加を申込む」ボタンよりお申込ください

  2. 案内書の送付

    お申込みいただいた方には、振込先等について記載した案内書を郵送またはメールいたします。持ち物、注意事項などもご確認ください。

  3. お支払い・予約確定

    ツアー代金のお支払いをもって、予約確定となります。案内書到着から15日以内にご入金ください。

  4. 最終確認

    前日までに添乗員から電話またはメールをいたします。タクシーのお迎え時間などのご連絡をさせていただきます。

  5. 当日

    ご自宅または郡山駅に相乗りタクシーがお迎えに上がります。また、旅のしおりをお渡しいたします。お帰りはもちろん、タクシーでご自宅までお送りいたします。

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お問合せ

FAX
024-945-1324

9:00~18:00 日・祝休

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写真:Food Campの青空レストラン