【ふるや農園】放牧豚のイタリアンランチツアー

September 7(土) 開催

~ 田村町の里山にトスカーナの風が吹く日~

Il giorno in cui il vento di Tuscanana finisce nel villaggio di montagna di Tamura.

田村町の奥深く、広大な里山一帯がふるや農園さん。敷地内には、養豚のみならず、苺、豆苗、サンチュなども
栽培しています。そして、4年前からは逢瀬ワイナリーの契約農家としてワイン用ブドウ栽培も始め、
どこか中北部イタリアの風景をイメージさせます。
今回は、実力派イタリアンレストラン・インコントラヒラヤマの平山シェフが
ふるや農園さんの放牧豚とトスカナ―ナワインで皆様をお迎えします。

開催レポート

9月8日は郡山市にあるふるや農園さんでFood Campを開催いたしました。

台風が連れてきた季節外れの熱気と、降矢さんの農業への情熱でアツい1日となりました。

ツアーはふるや農園さんご自慢のかきいちごに始まり、

たわわに実ったワイン用ブドウの若木を見せていただき、

大規模なサンチュの水耕栽培も見学できました。

お料理は普段からふるや農園さんの豚肉を扱っているインコントラヒラヤマさんに担当していただき、
プロシュートからメインの肩ロースグリルまで豚肉づくしの絶品コースとなりました。

メインに合わせてトスカーナワインもシェフに準備していただき、お客様も大満足。

食後のトークライブは滅多に見ることのできないシェフと生産者のかけ合いとなり、
お互いの食に対するお考えを聞くことができました。

ツアーの見どころ

  • 平山シェフの本格イタリアンで 放牧豚をガツンと堪能!

    県外からもお客様が通うという熱烈なファンも多い平山シェフ。肉の美味しさを最大限に引き出す熟成と調理で、ガツンと放牧豚をご堪能いただきます。 ※お料理は全5~7皿のコース料理です。

  • 命を育む里山の暮らしを感じる ファームツアー

    ふるや農園さんでは羊も飼育しており、 メ~メ~と歓迎してくれます。ワイン用ブドウ畑や苺ハウスなど、命を育む豊かな里山の暮らしを感じるファームツアーもお楽しみいただきます。

  • 当日の肉料理に合わせた シェフ厳選のトスカーナワイン!

    しっかりと個性のある放牧豚をさらに 楽しませてくれるトスカーナワインを 平山シェフが吟味し、ペアリング。 もう気分はトスカ―ナ! ※ドリンクは別料金となります。(シェフ厳選のトスカーナワインをご希望の方は事前にお申込み下さい)

「やっとめぐり逢えた・・・この味」

~追い求めていた味はここにあった。ふるや農園さんの放牧豚に出会い、
確かな手ごたえを感じた平山シェフ。里山で育った長期育成の放牧豚は、
豊かな自然と溢れる愛情の中で育まれていた~

 

年々、農地を手放していく人が多い現状。見慣れた里山が少しずつその様相を変えていくことを危惧していたセツ子さん。
動物は大好きで、この里山を何とか取り戻していく大切なパートナーになったのは24匹の子豚ちゃんだった。
その命をいただき、私たちは生きている。命の大切さと里山の恵みをもう一度感じて欲しい。
セツ子さんの溢れるパッションと愛情が、今日という日を導いていることに、誰もが気づくことだろう。

 

Special Interview

ご主人と二人三脚で始めた法人化。その歴史には、事業として立ち行かなくなる大試練が幾多となくやってきた。
それでも、タイミングが良かったといつも前を向いて歩いてきたセツ子さん。
「後ろは崖っぷち。後ろを振り向いたら落っこっちゃうからね」と笑い飛ばす瞳の奥には、
経営者であり、この地域で生き抜く者としての使命感と強さがあった。
そして、地元に戻りレストランオーナーとなった平山シェフの食への探求心は、農業へと続いている。
そんな二人の出会いは、もはや必然といっても過言ではないだろう。

 

降矢:もし、お金を稼ぐだけの仕事なら、
農業よりもっといい仕事はある。だけど、それだけじゃなくて。
この地域をどうやって残していくか。
環境もそうだし、雇用もそうだし。私たちは生きていかなければいけない。
安い輸入品や遠方から輸送費をかけた農産物ではなく、
農業が循環していくには地域流通・地産地消はとても大事なことなの。
そこに気づいて欲しいなって思うの。

平山:
僕は、特別、地産地消にこだわってはいないのですが、
地元でいいものがあれば、出来るだけ使いたいと思っています。
結果的に今、店で出しているものは地元のものが多くなってきました。
農業にはすごく興味があって、畑やりたいと本気で思っているんです。
料理人から農業始める人、増えていますね。

 

生産者としてのこだわりは?

降矢:まず、手に届きやすい価格というのが根底にあります。それと、自分たちの損得だけではなく、地域貢献という2つが軸になっています。営農していくためには、どれだけ地域に関わっていけるかということに尽きるんじゃないかと。栽培そのものだけでなく環境整備も含め、農業は非常に手間もかかります。しかしそうした手間も雇用につながり地域の人が農業を通じて暮らしていける環境が作れればいいなと思っています。そのためには、30年先を見据えて、地元消費を進めていく農業を目指しています。

ふるや農園さんの放牧豚をはじめて食べたときの印象は?

平山:もし、ブラインド(目隠し)で食べさせられたら、牛肉と間違えるかもしれません。牛タンのシャキッとした感じに似ていて、これだと思ったんです。イタリア料理で肉やハーブを腸詰めにしたサルシッチャというものがあります。本場イタリアでは、これをそのまま生で食べることもよくあります。放牧豚でサルシッチャを作ったとき、生で食べましたが、すこぶる美味しくて、生で食べてもこれだけ美味いんだから、焼いたらもっとウマいということはすぐわかりました。

※生食での提供はしておりません。シェフの試食用です。

ご参加いただくみなさんに一言!

降矢:こういう美味しいものを提供するシェフがいて、私たちが生産したものをカタチにしてくれている。私たちは紛れもなくその命をいただいて自らの命をつないでいます。食べるものがどれだけ大事かというのを心の片隅にでもおいて欲しいな。そして、そうした安全で安心な食を提供するにはそれなりのコストがかかることも。旬の時期の野菜が美味しくて身体にもいいことは誰もが知っていますよね。でもそれを許さない環境が出来てしまっていることを少し考えてもらえたら、世の中が変わっていくような気がしています。そうした機会になるのもFoodCamp!の大事な役割かなと期待しています。

平山:ふるや農園さんの放牧豚をとにかく食べてみてください。僕は、できるだけシンプルに、旬で味がのっている野菜と合わせて、放牧豚の美味しさを味わっていただきたいです。里山の雰囲気も是非楽しんでいただきたいですね。

キャスト紹介

株式会社ふるや農園 代表取締役 降矢セツ子
■農村の厳しい現実

 田村町川曲出身のセツ子さん。この辺りは昔から、稲作、養蚕、葉たばこなど365日農業をしないと食べていけなかったという。農家の3人姉妹の長女であるセツ子さんは、跡取り娘として、4Hクラブ(農業青年クラブ)に参加し、そこでご主人と出会う。
 同じ集落の出身だったので環境は同じ。

冬場はご主人がタクシー運転手をして現金収入を得なければならない状況だったという。
さらに、昭和55年、56年と2年連続の大冷害に遭い、農作物は全滅。もはや勤め人になるしかないかと思った矢先、ご主人から「もう、人に使われるのは嫌だ」と。「それなら私は全力でサポートする」と法人化に乗り出し、新たにかいわれ大根の栽培に着手した。

■O-157、東日本大震災、幾度となくやってくる困難

少しずつ軌道に乗り始めた頃、かいわれ大根でO-157の問題が他県で発生し大打撃。その後、サンチュや豆苗など別の作物に転じ、ひと段落した頃、以前から興味があった養豚をスタート。豊かな土地を活かし、豚を放牧。野山を走り回る放牧豚は陽の光を浴び、自然の草や土を食べ元気に育った。ところが東日本大震災で、放牧はしにくい状況になった。合わせて豚コレラへの懸念もあり、以前のように野山とはいかないが、広い養豚施設では豚さん達が元気に走り回っている。

■女性の自立は、自分のスケジュールは自分で決めること

同じ農家でも嫁ぎ先と生家では考え方も違えば、やり方も違う。とはいえ、嫁という立場上、言われた通りにやるしかない。そんな日々に悶々としていたという。
ある日、会合があり「行っていいですか?」とお舅さんに伺いを立てたところ、「もう行くつもりでいるんだろうから、”行ってきます”でいい」と言われ、ハッと気づいた。そうか、思っていることを言っていいんだと。それからというものの、自分のスケジュールは自分で決め、段取りをし、県外の農業研修や会合にも出かけるようになった。
「今はこうやって、主人と一緒に会社経営までさせてもらっていますが、女性の自立は、自分のスケジュールを自分で決めるられるようにすることから。それと、主人が自分でやるといった時、全力でサポートすると腹を決めれば、後は自分のやりたいようにやれるはずですよ」と。愛に溢れ、肝玉が据わったセツ子さんは、女性リーダーのお手本のような人である。

 

ふるや農園 里の放牧豚
http://www.furuyanouen.net/

INCONTRA HIRAYAMA インコントラ ヒラヤマ  オーナーchef 平山 真吾
■豚の仕入れに悩んでいた…そんな時に出会った 
 現在は、郡山・赤木にインコントラヒラヤマをオープンしているが、デビューは地元、猪苗代。当時から豚肉は納得するものがなかなかなく、悩んでいたという。イタリアでは豚肉料理は多いが家庭で使うのとは違ってもう少しワイルドさが欲しいと思っていたそう。

そんなある日、食とは全く関係のないイベントで、降矢さんご夫妻に出会う。その時は「うちも豚やっているよ」と軽い挨拶程度だった。

■しっかりした旨味、個性のある豚肉

 郡山へ移った頃、当時の会話を思い出し、訪ねてみることに。ふるや農園さんの放牧豚を食べ、その違いは歴然。何より肉の旨味が違う。特に脂が甘く、肉質はしっかりと弾力がある。話を聞けば、一般的には6ヵ月、120kg程度で出荷するところを、降矢さんのところでは9カ月、180kgまで育ててから出荷するという。これにより筋肉がよりしっかりし、旨味ものるそうだ。
「ふるや農園さんの豚肉は加工しても美味しいし、リエットにしてもラグーも美味しい。万能だけど個性があるんです」と、顔をほころばせる平山シェフに、こちらもお腹が空いてくるようだ。

■素材が活きること、それを一番に

「とにかく、肉にはこだわりたい。熟成もしっかりやって、肉本来の旨味を出し、当日はベストな焼き加減で提供するつもりです」と、FoodCamp!への意気込みも確か。また、福島には本当にいい素材がそろっているので、シンプルにかつうまく組み合わせて、お互いが引き立て合うような料理を提供したいという。
本格イタリアンと言われる平山シェフだが、修行先のスタートは意外にも和食。しかし、和食とイタリアンはどちらも素材を活かした料理であり共通項は多いとのこと。「自分がやっていることは、イタリアンと和食の垣根を取っている感じ」だそう。いづれは自分で畑もやってみたいという平山シェフ。彼の探求心は果てしない。

 

INCONTRA HIRAYAMA インコントラヒラヤマ
〒963-8006 福島県郡山市赤木町11-20 tel. 024-983-5130
営業時間/Dinner 18:00~21:30(L.O.21:00)WineBar 21:00~24:00(L.O.23:00)
定休日:火曜日

ツアーのスケジュール

  1. お 迎 え ・ 集 合

    9:30

    郡山市内のご自宅(滞在先)または郡山駅にタクシーにてお迎えに参ります。お迎え時刻は前日までにご連絡致します。

    ※郡山駅にてお迎えの方は、9:30までに郡山駅到着のダイヤでお越しください。
    ※タクシーはグループ会社の「郡山観光交通」のタクシーが参ります。

  2. 出発

    10:00

    孫の手トラベル 安積町営業所より観光バスにて現地へ出発します。

    ※営業所までお車で来られる方は9:50までにお越し下さい。
    (駐車場多少あり)

  3. 現地到着

    10:40

    セツ子さんのガイドで、農園をご案内いただきます。またサンチュハウスでは、みなさんで収穫体験を予定しています。この他、ブドウ畑や苺ハウスなども見学予定です。
    ※現地に直接来られる方は、10:30までにお越しください。

  4. ランチタイム

    11:30

    敷地内の小高い丘の中腹に設えたダイニングで、平山シェフの本格イタリアンコースランチをご堪能いただきます。今回は特別にシェフ厳選のトスカーナワインをご用意しております。

    ※ドリンクは別料金です。(シェフ厳選のトスカーナワインをご希望の方は事前にお申込み下さい)

  5. シェフのお話&直売

    13:00

    イタリア料理やイタリアの食文化に関するお話をシェフに伺います。また、ふるや農園さんの放牧豚を使った加工品の注文受付、野菜などの直売を予定しています。

  6. お帰り

    14:00

    孫の手トラベル安積町営業所に到着後、タクシーにて郡山市内のご自宅(滞在先)または郡山駅へお送り致します。
    ※お帰りの際、交通機関をご利用の方は、郡山駅発15:00以降のダイヤをお手配下さい。

ツアーの詳細

開催日
September 7(土)
料金
お一人様 16800
※お子様・現地集合も同一料金となります。
当日の服装・持ち物
・当日は残暑が予想されますので、帽子、タオルなどは各自、お持ちください。
・会場は山間の農地ですので、サンダルや半ズボンは避け、汚れてもよい服装や虫に刺されにくい服装でお越しください。
(スニーカー等でOKです)
・収穫体験用の手袋や持ち帰り用の袋はご用意いたします。
添乗員
孫の手トラベル自社スタッフが同行いたします
お支払い方法
参加までの流れをご参照ください
旅行保険の加入
いずれのツアーも万が一に備え、旅行保険に加入していただきます。保険料はツアー代金に含まれております。そのため、生年月日の情報もいただいております。
キャンセル料について
宿泊・チケット付きツアーは20~8日前20%、7~2日前30%、前日40%、当日旅行前50%、旅行開始後無連絡不参加は100%発生いたします。
また日帰りツアーは旅行開始日の前日から起算してさかのぼり、10~8日前20%、7~2日前30%、前日40%、当日旅行前50%、旅行開始後無連絡不参加は100%発生いたします。
雨天時の対応
雨天でも決行いたしますが、やむをえず自然災害等で中止の場合は、前日お電話にてお知らせいたします。その場合、お預かりしているツアー代金は全額ご返金いたします。
旅行条件書
旅行条件書のページをご参照ください

参加までの流れ

  1. ツアーのお申込み

    ツアー名・出発日・参加者の氏名・住所・生年月日・電話番号をご用意いただき、お電話・FAXまたはインターネットにてお申込みください。
    お支払いは銀行振込またはご来店での現金支払となります。インターネットでのお申込の場合はカード決済にも対応しております。

    FAX
    024-945-1324

    9:00~18:00 日・祝休

    インターネットからのお申込

    お申込されるツアーページ下部の「このツアーに参加を申込む」ボタンよりお申込ください

  2. 案内書の送付

    お申込みいただいた方には、振込先等について記載した案内書を郵送またはメールいたします。持ち物、注意事項などもご確認ください。

  3. お支払い・予約確定

    ツアー代金のお支払いをもって、予約確定となります。案内書到着から15日以内にご入金ください。

  4. 最終確認

    前日までに添乗員から電話またはメールをいたします。タクシーのお迎え時間などのご連絡をさせていただきます。

  5. 当日

    ご自宅または郡山駅に相乗りタクシーがお迎えに上がります。また、旅のしおりをお渡しいたします。お帰りはもちろん、タクシーでご自宅までお送りいたします。

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FAX
024-945-1324

9:00~18:00 日・祝休

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写真:Food Campの青空レストラン