絶品凍み豆腐&もぎたて枝豆 極上会席ブランチツアー

August 4(日) 開催

それは、
郡山のソウルフード萱沼凍み豆腐
愛してやまない2人の男物語

「とにかくこの2人に会いに来て!」
~椎根さんがつくる感動の食材に!熊倉料理長の冴えわたる料理とトークに!
お腹も心も満たされる抱腹絶倒!?のツアー~

FoodCamp!史上初、
料理人からの猛烈アプローチにより
実現した奇跡のツアー

開催レポート

暑い中での開催となりましたが、それは楽しく素晴らしい時間となりました。

メインテーマの凍み豆腐料理に「何これ、とろける~美味しい!」と歓声が上がり、「でしょう?美味しいでしょう?」と満面の笑顔の椎根さんやお母様のお姿に、スタッフ一同感激熊倉料理長は、ガッツポーズ👊でした。

ご参加下さったお客様、ご協力いただきました椎根商店さん、美味しいお料理と軽妙なトークで盛り上げていただいた割烹丸新の熊倉料理長、本当にありがとうございました。

ツアーの見どころ

  • 萱沼凍み豆腐の絶品料理と 簡単美味なレシピ紹介

    萱沼凍み豆腐が珠玉の料理に! 熊倉料理長監修のレシピもご紹介。 このスーパーフード、家庭で活かすべし!

  • 枝豆の収穫体験&茹で上げ ワークショップ

    農薬を使わずに育てた枝豆を収穫。 すぐさまみんなで茹で上げ、試食します! この贅沢、絶対に味わうべし!

  • 田んぼの真ん中に 特設ダイニング

    突き抜ける青空の下、稲がそよぐ姿を 愛でながら極上会席ブランチ! この開放感、体感すべし!

椎根さんの畑はとっても広く、界隈は見渡す限りの田園風景。点在する集落の民家以外、ほぼ人工物が見えません。
その民家さえも、自然に溶け込み、そしてどこか懐かしい風合いを醸し出しています。
まるでタイムスリップしたような感覚に陥る不思議な空間。鳥のさえずり、虫の音、風の薫り・・・。
ああ、こんなところがあるんだなと、県内の方にも県外の方にも知って欲しい、日和田町の美しい風景です。

萱沼凍み豆腐のルーツ

 「上萱沼、下萱沼と共に凍み豆腐の特産として、一種の風味があり、質緻密にして口中に入りて、粗雑の感なく、萬人に好まれたということである」と、日和田町の歴史をまとめた文献には書いてあります。

 江戸時代(後期)、ここ萱沼地区に住む椎根家の祖先が、二本松城主丹羽様に仕えており、参勤交代の折にはお供をして江戸に上ることしばしば。その際、紀伊より上京した方と親交を深め、高野山に同道し、高野豆腐(凍み豆腐)の製法を習得したとか。

帰郷後、凍み豆腐を作り、公に献上したところ大好評。それ以来、萱沼凍み豆腐はこの地域の特産となりました。

Special Interview

今回、椎根さんのご自宅に熊倉料理長とお伺いしました。
白い漆喰の壁、黒光りする柱、よく手入れされた細い格子の引き戸は、古き良き時代を感じる佇まい。
凜とした空気感が、萱沼凍み豆腐の伝統を思わせます。
そして、料理人が惚れる生産者とはー。
料理人と生産者のあるべき姿を垣間見た時間でした。

椎根:確か、15~16年前に同級生に誘われて、お店にいったんです。
その味に感動して、「大将に使ってもらいたい。それには美味しいものでなければ」と。
それで、「凍み豆腐使いますよね?」みたいなことを言ったような。
熊倉:そう、そう!それで後で持ってきてくれたんだよね。
普通の凍み豆腐はキュッキュ言うんですが、椎根さんのとこのはキュッキュ言わない!

熊倉:何で椎根さんとFoodCamp!をやりたかったかというと、
彼こそ主役になるべき人だと思うんです。
いろんな人がお店に来てくれますが、椎根さんは付き合いとか忖度(笑)とかではなく、
自分がつくったものに対して確認作業をするために来るんですよ~。
椎根:いや、純粋に酒飲みに行ってますよ。・・・日本酒大好きなんで。

 

凍み豆腐は今の家庭ではあまり登場しない食材になりつつありますよね?

椎根:昔は作っても作っても売れて、お客様に品物はまだかと怒られるほどでした。震災後、取引量は半分以下になり、また食生活やライフスタイルの変化で食材としての存在感も薄くなっているのは事実です。

熊倉:僕の家は忙しい両親に変わり、寂しい想いをさせまいと祖母がご飯を手作りしてくれました。その時よく登場したのが凍み豆腐。保存がきいたし、手軽でしたから。僕にとって凍み豆腐はそういう祖母の気遣いを感じた大切な食材なんです。だから、人には意地悪をしたくないって思えるんじゃないかと。食べ物屋さんを続けていくのは、”嬉しい想い出”がないと続けられない。凍み豆腐にはそういう気持ちを養ってくれる気がします。昔ながらのものっていいものが多い。もっと家庭で作って欲しいし、絶対に萱沼凍み豆腐をなくしたくないんです。

エコファーマーの認定だけでなく、農薬を使わない栽培は、正直、大変じゃないですか?

椎根:大変です(笑)。でも、なんで、農薬を使わないで枝豆を作っているかというと、子どもって枝豆好きですよね。お店で子どもたちがさやごとかじっても、安心して食べられるように。味覚だけではない味も楽しんで欲しいなと。昔は凍み豆腐を外で干していましたが、今は室内にしました。これも安心して食べてもらいたい。生産者として当たり前こと。ただそれだけです。

熊倉:すごい面倒くさいと思うんですよ。だけど椎根さんは、食い手のことを考えて、そういう面倒なことをしつこくできる人。毎日毎日同じことやり続けられる人なんです。

ご参加いただくみなさんに一言!

熊倉:凍み豆腐って、果物や野菜のような華やかさは正直ないと思います。もう、某アイドルグループの総選挙みたいな気分です。でも、みんなが注目するものでやっても面白くない。本当に、椎根さんの凍み豆腐も枝豆もとっても美味しいんです。そして、僕もこれをきっかけに、初めて畑を見せていただきましたが、すごくいいところ。もう、こんなシチュエーションで食事ができるなんて最高ですよね。先ほど、畑で椎根さんと作戦会議できたので、万全の体制でお待ちしています。

椎根:最初は不安だったんですが、みなさんに背中を押されて・・・。畑に来て、一緒に楽しんでもらえたら。そう、とっても静かでいい所なんですよ。ぜひ、お待ちしています。

キャスト紹介

有限会社椎根商店 代表 椎根 宏文
 代々、萱沼で凍み豆腐を作る椎根家。お父様が法人化し、椎根商店としては2代目となる宏文さん。家業は24歳という若さで継ぐことになったが、もともと勤め人は向かないと思っていたらしく、特に気負いもなかったという。
写真:椎根 宏文

 「ただ、とにかく忙しかった」と当時を振り返る。凍み豆腐作りは農閑期の仕事であるが、ひとたび作業が始まると睡眠時間は3時間余り。大豆を浸し、凍み豆腐用の豆腐作りから始まる。豆腐ができれば、手切りし、凍らせ、乾燥。夜中でも品質チェックは欠かせない。椎根さんの凍み豆腐は、機械での作業は最低限に留めており、ほとんどが手作業だ。さらに、昼間は得意先への配達と、24時間体制の生活を厭わず、伝統の味を守り続けている。

一体、椎根さんをそうさせるモノとはー。

「とにかく、美味しいものをつくりたいだけ」と。 ”生産者として当たり前のこと”と言い切るその言葉には、シンプルだが生産者としての責任感、重みを感じさせる。伝統食材と向き合う彼のこれまでの奮闘と歴代の英知がみなぎる、ひと味もふた味も違う、椎根さんの凍み豆腐がますます楽しみでならない。

 

こちらの記事(100年ふくしま)でも紹介されています。
http://100nenfukushima.jp/2014/agri041/

和食/会席 粋・丸新  料理長 熊倉 誠
 実家は、郡山駅前(旧丸井の裏)にあった和食店「丸新」。ルーツは新潟にあるそうだが、初代は新天地を求めて郡山に。戦後、定食屋を開き、その後は代々料理の世界へ。「他になるものがなかったから」と言うが、彼を知る人は、その言葉を鵜呑みにはできまい。
写真:熊倉 誠

現在の「粋・丸新」は桜通りを少し上がり、神明町方面へ曲がる細い路地の一角にある。雰囲気のある店構え、清潔感溢れる店内、そして繊細で美しい料理。客人や記念日など、大切な人をもてなすにふさわしい店だ。初訪ならやや緊張しそうなものだが、一たびカウンター越しに熊倉氏と相対すれば、そんな空気はどこ吹く風。彼の軽快なトークにみな和む。料理に対しては、一切の隙も見せない彼だが、実に人間味溢れる魅力的な人物である。

そんな熊倉氏が、一緒にFoodCamp!をやりたい人がいるという。

「今まで店をやってきて気づいたことがあるんですが、最終的に一番強いのは生産者だなと。そして椎根さんみたいな生産者さんが作ったものは、素材を粗末に扱えないようにさせるんですよ」と。生産者と料理人というピジネスパートナー以上に、今や信頼し合う2人だが、この出会いは必然に思えてならない。各地で特別な場所やシチュエーションでの食事会イベントなど積極的に新しいことへ挑戦する熊倉氏。彼自身が選び抜いた椎根さんの凍み豆腐にどう挑むのか。熊倉マジックに目が離せない一日になるだろう。

 

粋・丸新
福島県郡山市神明町15-4 tel.024-922-1851
営業時間/11:30~14:00(L.O.13:20)17:00~23:00 定休日/日・祝

ツアーのスケジュール

  1. お 迎 え ・ 集 合

    7:30 am頃

    郡山市内のご自宅(滞在先)または郡山駅にタクシーにてお迎えに参ります。お迎え時刻は前日までにご連絡致します。

    ※郡山駅にてお迎えの方は、7:30までに郡山駅到着のダイヤでお越しください。
    ※タクシーはグループ会社の「郡山観光交通」のタクシーが参ります。

  2. 出 発

    8:00 am

    孫の手トラベル 安積町営業所より観光バスにて現地へ出発します。

    ※営業所までお車で来られる方は7:50までにお越し下さい。
    (駐車場多少あり)

  3. 現地到着

    8:40 am

    椎根さんのガイドで、枝豆の収穫体験をお楽しみいただきます。また採りたての枝豆をみなさんで美味しく茹で上げ、試食するワークショップを行います。

    ※現地に直接来られる方は、8:30までにお越しください。

  4. ブランチタイム

    10:00 am

    畑からバスで少し高台に向かうと、田んぼの真ん中に設えたダイニングで丸新・熊倉料理長がお出迎え。冬に食べるイメージがある凍み豆腐を夏料理に昇華させる熊倉マジックに乞うご期待!

    ※ブランチツアーですので、当日ご朝食を取られる方は、極軽めがよろしいかと思います。

  5. レシピ紹介&直売

    11:30 am

    ご家庭でも簡単にできる凍み豆腐料理をご紹介。本日のために熊倉料理長が特別にレシピをまとめてくださいます。また萱沼凍み豆腐、椎根さんの枝豆もご購入いただけます。

  6. お帰り

    12:30 pm

    孫の手トラベル安積町営業所に到着後、タクシーにて郡山市内のご自宅(滞在先)または郡山駅へお送り致します。
    ※お帰りの際、交通機関をご利用の方は、郡山駅発14:00以降のダイヤをお手配下さい。

ツアーの詳細

開催日
August 4(日)
料金
お一人様・税込 14800
※お子様・現地集合も同一料金となります。
当日の服装・持ち物
・暑さが予想されますので、帽子、タオルなどお持ちください。
・畑に入りますので、サンダルや半ズボンは避け、汚れてもよい服装でお越しください。(スニーカー等でOKです)
・収穫体験用の手袋や持ち帰り用の袋はご用意いたします。
参加条件
本ツアーは小学生以上の方で、お一人で行動が出来る方(介添えなどが不要、医師からの許可がある方)であればどなたでも参加が可能です。なお、お子様も同料金となります。
運行会社
郡山観光交通株式会社
添乗員
孫の手トラベル自社スタッフが同行いたします
お支払い方法
参加までの流れをご参照ください
旅行保険の加入
いずれのツアーも万が一に備え、旅行保険に加入していただきます。保険料はツアー代金に含まれております。そのため、生年月日の情報もいただいております。
キャンセル料について
宿泊・チケット付きツアーは20~8日前20%、7~2日前30%、前日40%、当日旅行前50%、旅行開始後無連絡不参加は100%発生いたします。
また日帰りツアーは旅行開始日の前日から起算してさかのぼり、10~8日前20%、7~2日前30%、前日40%、当日旅行前50%、旅行開始後無連絡不参加は100%発生いたします。
雨天時の対応
雨天でも決行いたしますが、やむをえず自然災害等で中止の場合は、前日お電話にてお知らせいたします。その場合、お預かりしているツアー代金は全額ご返金いたします。
最小催行人数
15名 お申し込みが最少出発人数に満たずツアー中止となる場合は、4日前までにご連絡いたします。
旅行条件書
旅行条件書のページをご参照ください

開催地

参加までの流れ

  1. ツアーのお申込み

    ツアー名・出発日・参加者の氏名・住所・生年月日・電話番号をご用意いただき、お電話・FAXまたはインターネットにてお申込みください。
    お支払いは銀行振込またはご来店での現金支払となります。インターネットでのお申込の場合はカード決済にも対応しております。

    FAX
    024-945-1324

    9:00~18:00 日・祝休

    インターネットからのお申込

    お申込されるツアーページ下部の「このツアーに参加を申込む」ボタンよりお申込ください

  2. 案内書の送付

    お申込みいただいた方には、振込先等について記載した案内書を郵送またはメールいたします。持ち物、注意事項などもご確認ください。

  3. お支払い・予約確定

    ツアー代金のお支払いをもって、予約確定となります。案内書到着から15日以内にご入金ください。

  4. 最終確認

    前日までに添乗員から電話またはメールをいたします。タクシーのお迎え時間などのご連絡をさせていただきます。

  5. 当日

    ご自宅または郡山駅に相乗りタクシーがお迎えに上がります。また、旅のしおりをお渡しいたします。お帰りはもちろん、タクシーでご自宅までお送りいたします。

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お問合せ

FAX
024-945-1324

9:00~18:00 日・祝休

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写真:Food Campの青空レストラン