吾妻小富士の麓で味わう吟壌りんご尽くしのランチコースツアー
今回のフードキャンプ地は、福島市のフルーツファームカトウさんの果樹園。一帯はフルーツラインと呼ばれ、桃・梨・りんごなどの果樹園が広がる風光明媚なエリア。さらに、吾妻小富士を正面に望む絶景スポットで、晴れ渡る青空とこの時期、旬を迎える紅玉を使ったりんご尽くしのお料理を堪能するツアーです。
この地ならではの自然が、りんごを美味しくしてくれる。
~ほまち時雨とりんごの素敵な関係~
フルーツファームカトウさんの果樹園は福島市の北西、大笹生地区にあります。米沢へ抜ける東北中央道が開通した大笹生I.Cの近くです。この大笹生地区は、吾妻山から吹き下ろす風と”ほまち時雨”という冷たい雨が、土を冷やし、りんごの実を引き締め、蜜の入りを良くします。それゆえ、この辺りは昔からりんご栽培に適していると言われてきました。
そうしたこの地域ならではの気候風土に加え、加藤さんが長年こだわってきた土づくりや酵素農法など、果樹栽培に対するひたむきな姿勢と独自の栽培哲学によって”吟壌りんご”が作られているのです。
ちなみに、ほまち時雨はちょっと降ってはすぐやんでしまうので、「ほまち仕事」という言葉があるくらい。これは、ちょっとした隙間時間にやる仕事という意味だとか。そんな地域ならではの習慣や栽培エピソードも交え、果樹園での一日を満喫しましよう。
(今回は特別にフルーツファームカトウ 園主の加藤修一さんからメッセージムービーをいただいています。)
フルーツファームカトウさんのホームページ、
または一般社団法人食大学 ホームページも合わせてご覧ください。
開催レポート
過ごしやすい秋晴れの空のもと、福島市にあるフルーツファームカトウさんにて、「紅玉りんご」をテーマにしたフードキャンプを開催しました。
寒さも考慮して、林檎の枝の焚き火でお出迎え。
園主の加藤さんの案内で林檎がたわわに実る畑をご案内いただいたあと、本日の焼りんごづくりワークショップのミッションカードをお客様にひいていただきました。
りんご狩り班は、加藤さんと一緒に会場から少し離れた畑で、焼りんご用の紅玉を収穫しました。
炭おこし班は、竹筒で空気を送り、炭をおこします。
りんごの仕込み班は、芯をくりぬき、蜂蜜とバターを仕込みます。
のどかな果樹園に、ゆったりした時間が流れていきます。
本日のダイニングはリンゴの木に囲まれた、黄金色の田んぼや山々を望む絶好のロケーション。秋の柔らかな日差しをいっぱいに感じていただきたいとの思いから、テントもあえてかけずに、本日のテーマである色鮮やかな紅玉をテーブルに飾りました。
今回お料理を担当するのは、ホテルハマツ総料理長の小島シェフ。紅玉をふんだんに使ったお料理が続きます。
ほどなくすると、焼りんごのいいにおいがお席に漂ってきました。加藤さん自ら焼き上げて、小島シェフがきれいに器に盛り付け、アイスクリームを添えて完成しました。
食後には、加藤さんが会場に用意してくださったカートマルシェで、りんごやシードルなどのお買い物をし、果樹園を後にしました。
秋の果樹園を満喫した一日でした。
ツアーの見どころ
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吾妻小富士を一望できる 超・絶景スポット!
6月のさくらんぼツアーではあいにくの曇りで、吾妻小富士は見れませんでしたが、秋晴れが多いこの時期。高く澄み切った青空に映える赤いリンゴと吾妻小富士のベストショットを楽しんでいただきます。
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ファームダイニングで 吟壌りんごのコースランチ!
香り、酸味、甘みのバランスが絶妙の紅玉がさまざまな姿に料理されて登場します。開放感満載のファームダイニングで、非日常を味わいながら吟壌りんごを存分に堪能していただきます。
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焼きリンゴワークショップ
採れたての紅玉で、フルーツファームカトウさん特設のダイナミックなドラム缶グリルを使って焼きリンゴを作ります。炭おこし、リンゴ収穫、焚火など各ミッションに分かれてのワークショップです。
キャスト紹介
- フルーツファームカトウ 代表 加藤 修一
- 福島市内だけでも果樹専門農家は5000軒にのぼる中、No.1を目指し、改善を重ねる日々。「食べる人も美味しいのがわかってくると、それ以上を求めてくるので、こちらのレベルも上げていかなければならない。上を目指すと辛くなりますが、その先に新しい発見があり、それが楽しくもある。」
こう話す加藤さんは、震災後、一時は農園を手放そうかと思ったこともあったそう。でも「まだやれるんじゃないか?」と思い、いち早く自力で農園の除染活動も行った。土壌づくりにこだわる理由は「土の下は見えないけど、見えないところにいっぱい秘密が詰まっている。見えないところこそ大事。」と。加藤さんの農業に対するフィロソフィーは、この吟壌フルーツが物語っている。
- ホテルハマツ 総料理長 小島 雅徳
- ホテルオークラ東京へ入社後、
オランダアムステルダムホテルオークラに4年間出向。
復職後、長野冬季オリンピックスシェフ、
赤坂迎賓館担当料理長歴任。
2010年よりホテルハマツ総料理長就任。
財団法人エスコフィエ協会会員
日本食生活文化財団文化賞銀賞受賞
ツアーのスケジュール
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出発
10:00
ご自宅や宿泊先(郡山市内のみ)および郡山駅まで、弊社タクシーがお迎えにあがります。出発時刻になりましたら、弊社営業所よりバスにて、目的地へむけて出発いたします。
※お迎え時間は、ツアー開催日の前日までにご連絡致します。
※郡山市外からお越しの場合は、9:30までに郡山駅到着の交通機関をご利用ください。
※現地集合・解散をご希望の方は、11:30までに現地へお越しください。 -
到着・果樹園見学
11:30
フルーツファームカトウさんの果樹園は2万6千平方メートルもある広大な敷地に、りんご、桃、さくらんぼを栽培しています。まずは、この広大な果樹園を加藤さんに案内していただきます。果樹園からは、吾妻小富士が一望できるビュースポットで、空と山と緑が生い茂る果樹園の風景をご覧いただきます。
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焼りんごづくりワークショップ
12:00
真っ赤に実った紅玉で、みなさんに焼きりんごを作っていただきます。今回は、来園された順にミッションカードを引き、焚火班、炭起こし班など本日のお役目を担当していただきます。限定3名様には、特別に加藤さんと一緒にちょっと離れた紅玉の畑へ行って、りんごの収穫もお手伝いいただきます。みなさんで力を合わせてとびっきりの焼りんごを作りましょう。
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ランチタイム
12:30
旬を迎える紅玉を使った吟壌りんご尽くしのランチコース。香り、酸味、甘みのバランスが良く、様々なお料理に合う紅玉を使い、郡山を代表するシェフが腕を振るいます。フルーツファームカトウさんの吟壌りんごでつくったシードルもご用意いたしますの是非ご一緒にどうぞ。
コース料理の後は、お待ちかねのデザートタイム。焚火をみなさんでぐるり囲みながら、出来上がった焼きリンゴや焚火デザートをお楽しみいただきます。
※お飲み物は、キャッシュオンスタイルです。会場内BARカウンターにてお求めください。 -
特設カートマルシェ
14:30
フルーツファームカトウさんのロゴの入った木箱に並べられたかわいいカートマルシェがやってきます。本日お召し上がりいただきました吟壌りんごのご購入やご予約、シードル、りんごジュースなどの販売を行います。
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孫の手トラベル営業所に到着
16:00
フルーツファームカトウさんを出発し、郡山の弊社営業所へ向かいます。お土産を買い過ぎちゃっても、ほろ酔い気分でも大丈夫!営業所からはご自宅(または郡山駅)まで弊社タクシーにてお送り致します。
※お帰りの際、交通機関をご利用の方は余裕をもって郡山駅出発17:00以降のダイヤをご予定ください。
ツアーの詳細
- 開催日
- October 13(土)
- 料金
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お一人様 15,800円 現地集合の場合 10,800円 - 参加条件
- 本ツアーは小学生以上の方で、お一人で行動が出来る方(介添えなどが不要、医師からの許可がある方)であればどなたでも参加が可能です。なお、お子様も同料金となります。
- 運行会社
- 郡山観光交通株式会社
- 添乗員
- 孫の手トラベル自社スタッフが同行いたします
- お支払い方法
- 参加までの流れをご参照ください
- 旅行保険の加入
- いずれのツアーも万が一に備え、旅行保険に加入していただきます。保険料はツアー代金に含まれております。そのため、生年月日の情報もいただいております。
- キャンセル料について
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宿泊・チケット付きツアーは20~8日前20%、7~2日前30%、前日40%、当日旅行前50%、旅行開始後無連絡不参加は100%発生いたします。
また日帰りツアーは旅行開始日の前日から起算してさかのぼり、10~8日前20%、7~2日前30%、前日40%、当日旅行前50%、旅行開始後無連絡不参加は100%発生いたします。 - 雨天時の対応
- 雨天でも決行いたしますが、やむをえず自然災害等で中止の場合は、前日お電話にてお知らせいたします。その場合、お預かりしているツアー代金は全額ご返金いたします。
- 最小催行人数
- 15名
- 旅行条件書
- 旅行条件書のページをご参照ください
開催地
《現地集合場所》フルーツファームカトウ
福島県福島市大笹生水口50 TEL:024-557-8157