ブランド玉ねぎ「浜の輝」と請戸の魚で浪江を味わうツアー

6/6(日) 開催

浪江町のブランド玉ねぎ「浜の輝(はまのかがやき)」と請戸漁港から水揚げされる新鮮な魚介を使った浜通りらしいコースランチツアー。お料理は、旬のべジカフェバルBest Tableの芹沢シェフ。お得意のアジアンテイストで浪江の美味しさを彩ります。

旬のべジカフェバル BestTable https://magonotetravel.co.jp/besttable

開催レポート

浪江でのFood Campは、こんな素敵な梅の木の木陰のダイニングで開催しました。

まずは、畑に出て玉ねぎの収穫体験。佐々木さんの指導のもと、玉ねぎを引っこ抜き、葉と根を切り落とします。一人3個ずつお土産のはずが、気前のいい佐々木さん、思わず「もっと持ってけ~」と大判振る舞い。

お食事は、浜の輝(玉ねぎ)と請戸の鮮魚で仕立てたコースランチ。弊社グループレストラン Best Tableの芹沢シェフが担当しました。
前菜からデザートまで玉ねぎ尽くしのお料理に、生産者の佐々木さんや鈴木さんも満面の笑顔。また、食事に使わせていただいた近くの米専業農家、前田さんもお客様と一緒にお食事を楽しんでいただきました。

食後には、「浪江まち物語つたえ隊」の岡洋子さんによる紙芝居の時間。
森の奥に横たわった丸太をベンチに、浪江の昔話を聞いていただきました。
また、浪江の草花で草木染をしている岡さんに、玉ねぎの皮で染めた布や浪江のドライフラワーをお持ちいただいて、テーブルを演出しました。

そして、今回のFood Campには、トヨタさんが開発中の水素燃料で動くキッチンカーも初参戦!初めての試みとして、弊社のフードカートの電源として、また、冷蔵庫やIHヒーターを使ってBarカウンターの補助に使わせていただきました。

我々にとって、クリーンエネルギーで運営するFood Campの未来を実感できた一日でした。

Food Campは、これからも脱炭素社会に向けた水素エネルギーの普及や水素で復興を目指す浪江町、そしてトヨタさんの取り組みを応援してまいります。

ツアーの見どころ

  • 浪江町ブランド玉ねぎ「浜の輝」のがっつり収穫お手伝い!

    浪江町の気候に合わせ、特産にふさわしい食味を考え開発された浪江町オリジナルブランド玉ねぎ「浜の輝」を堪能するツアー。試験栽培から関わった佐々木さんのご指導で、ご参加の皆さんにはガッツリ収穫のお手伝いをしていただきます。思い切り農作業をしてみたい方にはたまらないツアーです!浜の輝の栽培秘話や玉ねぎの意外と知らないこぼれ話も飛び出すかも。

  • 鮮度抜群!請戸漁港直送の魚で浪江の初夏を満喫

    築地でも一級品と言われた浪江・請戸港で水揚げされたヒラメ。ヒラメの他にも港で競り落とされた新鮮な旬の魚で浪江の初夏を味わいます。唯一浪江で再開した仲買人「柴栄水産」さんの目利きによる美味な魚が登場しますよ。

  • 梅の木の下のフェアリーなガーデンダイニング

    佐々木さんの玉ねぎ畑のお隣、鈴木敬二郎さんが営むKちゃんファームには梅の木が茂るこんな素敵なエリアが。こちらにダイニングを設け、奥の木陰では地元の方による紙芝居をお楽しみいただきます。なんともフェアリー空間でしばし日常を忘れるひと時です。※雨天時は道の駅なみえの屋内になります。

〇3月グランドオープンした道の駅「なみえ」にも立ち寄ります!

地域食材のほか、大堀相馬焼や浪江唯一の酒蔵・鈴木酒造さんの酒蔵や直営ショップなど浪江グッズが目白押し。Kちゃんファームのお野菜、柴栄水産さん水産加工品などもこちらでご購入できます。

キャスト紹介

何ができるかやってみないとわからない! 浪江町玉ねぎ生産組合&Kちゃんファーム
2020年3月に誕生した「福島水素エネルギー研究フィールド(通称:FH2R)」のすぐ近くの畑で、浪江町のブランド玉ねぎ「浜の輝」の栽培にいち早く取り組んできた佐々木久雄さん(写真左)。震災の爪跡が色濃く残る浜通り・浪江町で新たに始めた玉ねぎ栽培。ここにもいくつのものドラマがあった。
写真:浪江町玉ねぎ生産組合&Kちゃんファーム

玉ねぎに望みをかけて

浪江町は福島第一原子力発電所から約15~16kⅿで原発従事者が多い産業城下町。かつて、農業といえば稲作がメインで他に梨や小菊の栽培や畜産を営む人が何軒かあった。震災後、全町避難はもちろんのこと、しばらくは近づくこともできず、未だ帰還困難地域が町の一部に残っている。復興を急ピッチで進め除染完了後の平成28年に農業を再開。野菜の実証栽培の結果、放射性物質であるセシウムの移行がほぼない野菜として分かったのが「玉ねぎ」であった。このことから県は、浜通りの原町(南相馬市)から広野町(双葉郡)までを玉ねぎの一大産地化するために生産者を増やす活動を行っている。


*水素エネルギー研究フィールドの展望台からの写真。海が近い。

通い農業でのスタート

今回、佐々木さんの玉ねぎ畑に隣接していることもあり、食事会場として敷地内の梅林を使わせていただく「Kちゃんファーム」の鈴木敬二郎さん(写真右)は以前は金融機関に勤めており、震災後に農業の道へ。実家では家で食べるくらいの野菜や米を作っていたが農業はいわば初心者。大ベテランの佐々木さんにサポートを受けながらロメインレタス、ケール、ジャガイモなどを栽培している。しかしながら、鈴木さんの家族は県内の近隣市町村に引っ越したたままであり、敬二郎さんは週5日程度、浪江町に通いながらの農業である。浪江町には鈴木さんのように「通い」で町の復興に奮闘する人々が多いこともまた現実である。

「浜の輝」はこうして誕生した

日本では北海道と九州が玉ねぎの一大産地だが、ちょうどのこれらの産地の端境期に浪江では収穫期を迎える。東北特有のやませをうまくかわして栽培できれば良い値段で取引できるという話だった。実際のところは予想以上に取引単価は低かったそうだが、試験栽培の見本圃場として関わった佐々木さんは「まずは何ができるのかやってみないとわからない」と栽培をスタート。福島県双葉普及所の支援を受けながら安全性を一番に考え、栽培方法も生産組合のメンバーで研究を重ねてきた。そして、カネコ種苗の協力のもと、浪江の気候を考慮し特産としての強みを発揮できるよう全く新しい品種として誕生したのが「浜の輝」である。玉ねぎは長期保存が可能ではあるが、これには収穫のタイミングや収穫後の乾燥の仕方に工夫が欠かせない。栽培を続ける中で、北海道と同じ作り方ではうまくいかないことも実感した。ここ浪江では浪江のやり方をしなければと常に生産組合のメンバーと情報交換しながら取り組んでいる。現在、浪江町玉ねぎ生産組合は、11戸10町歩の耕作面積までになった。

請戸の魚は鮮度抜群、浜の輝も楽しみです 旬のべジカフェバル BestTable   芹沢 靖夫
請戸の魚は新鮮で質が良く、料理人の間でもとても信頼が高いのは有名な話。再開後、いち早く請戸のヒラメを取り寄せBestTableのスペシャリテに採用した芹沢シェフ。浪江町のブランド玉ねぎ「浜の輝」に再起を掛けた生産者の想いをしっかり受け留め、浪江の味わいを存分に届けたい。
写真:芹沢 靖夫

久しぶりに浜通りを訪れて

BestTableの芹沢シェフと共に再開した請戸港のセリを見学。現在は試験操業のため、水揚げがあった時にのみ開かれるのだが、この日はヒラメ、メバル、タコなどが水揚げされていた。仕分けされた籠から勢いよく飛び出しそうな新鮮な魚たち、仲買人が魚をじっと見つめたかと思うと籠にササっと札を入れていく様子にセリらしい活気を感じる。私たちでさえ請戸港が再開されたことを嬉しく思うのだから、地元の人達にとってはひとしおだろう。

請戸の魚と玉ねぎ、そして浪江の食材で

いつもメニューは直前になってみないとわからないという芹沢シェフだが、まだ小さな浜の輝きを畑から引っこ抜かせてもらい、その香りや肉質を確かめていた。収穫期には直径10㎝以上にもなる浜の輝きだが、今はまだ5㎝程度。それでも浜通りの燦燦と降り注ぐ太陽を浴びて育つ姿はもうそれだけで存在感十分である。

柴栄水産さんでは、仕入れた魚を見せていただき、さらにシラスの加工施設も見学させていただいた。柴栄さんでは、輸送する際の氷にも気を使っており、細かいかき氷状の氷を使用しており、魚に傷や凹凸が出ないようにしているという。この話には、芹沢シェフも料理人への気遣いと食材への愛情を感じ、こうした仲買人の努力が請戸の魚の品質を高めていることを知る機会となった。

今後、BestTableでは「請戸ブイヤベース」なるものを新たにメニューに加えるとのこと。取材の終盤で、柴栄さんに「いつもの魚のほかに、その時とれた地魚で柴栄さんがいいと思うものを入れてください」とこっそりお願いしている姿が印象的だった。

再開するなら地元、請戸しか頭にありませんでした 有限会社柴栄水産 専務取締役 柴 強
震災前、請戸港周辺では27~8の水産加工・卸業者がいたが、再回したのは1社だけ。それが柴栄水産だった。3代目となる柴栄水産の専務取締役の柴 強さんは頑なに決めていたことがある。「再開するならここ請戸しかない。漁師さんが戻って来て地元で漁をやるんだったら、私は請戸でやりたい」と。
写真:柴 強

「いちます」さんの息子さんなの?

家業を継ぐ前に築地市場で仲買人の仕事をしていた時、「いちますさんの息子さんなの?」と市場で働いている人に言われたことがあり、我ながら驚いたという。請戸のヒラメは質も鮮度もよく築地の一番前に並んでいた。ヒラメは北に行けば行くほど評価が高く、さらに当時は活きている魚が珍しい時代。生きた状態で魚を運べる北限が福島で、特にいちます(柴栄水産の屋号)のヒラメの質の高さは築地でも折り紙付きだった。

地元でセリをしたい、ここで売りたい

震災後、柴さん一家も県外へ避難。しばらくは全く別の業種でサラリーマンを6年間していたが、常に心に奥底にあったのは請戸のことだった。漁港再開の知らせを聞き、かつての漁師さん達が戻り試験操業が始まることを知り、居ても立っても居られなかった。避難先で勤めていた会社を辞め、2017年頃から本格的に再開の準備を始めた。

当初、父である社長は請戸ではない場所での再開を考えていたそうだが、強さんはこれには一歩も譲らなかった。理由はこうだ。「漁師さんが戻って来ても販売する場所がなければ、漁師さんはよその港に魚を持って行かなければなりません。漁師さんは陸送するための十分な設備がないことが多く、陸送に時間がかかれば売る時にはその鮮度はありません。地元でセリができれば一番いい状態で、そしていい値段で売れるのです。だから地元でセリをしたい。ここで売りたい。それしか私の頭にありませんでした」と柴さんは言う。

やめるのは簡単・・・ここで再開できてよかったと言ってくれた

仲買人や加工業者は別の地域に行っても商売はできる。でも、柴さんはそうしなかった。震災前に請戸周辺には大小27~8社の同業者がいたが、ここ浪江で再開したのは柴栄水産さん1社のみ。他は廃業したか他の漁港で再開した。請戸港の水揚げ量はまだ少なく、かつての状況には程遠いがそれでも柴さんの顔は明るい。

「私は浪江、請戸の魚で育ってきました。いい魚を見てきたのでその品質を落としたくないし、地元の魚より(よその魚を)高く買いたくない。これまでも漁師さん達がいてくれたから商売ができた。辞めるのは簡単だけど・・・」と、柴さんは大変ながらも再開できたことが何よりも嬉しそうだ。今では社長も「ここで再開できてよかった」と言ってくれたという。とにかく浪江の魚が一番!という柴栄さん目利きの魚を是非、食べて欲しい。

ツアーのスケジュール

  1. お迎え・営業所集合

    8:30 a.m.

    郡山市内のご自宅(滞在先)または郡山駅に郡山観光交通タクシーにてお迎えに参ります。お迎え時刻は前日までにご連絡致します。
    ※郡山駅にてお迎えの方は、8:20までに郡山駅到着のダイヤでお越しください。

  2. 出発!

    9:00 a.m.

    孫の手トラベル 安積町営業所より観光バスにて現地へ出発します。
    ※営業所までお車で来られる方は8:50までにお越し下さい。(駐車場多少あり)

  3. 佐々木さんの畑で玉ねぎの収穫作業!

    11:00 a.m.

    請戸漁港や水素ステーションを通り抜け、会場となるKちゃんファームへ到着。すぐお隣の佐々木さんの畑で浪江町ブランド玉ねぎ「浜の輝」の掘り起こし作業を致します。玉ねぎの生育や収穫後の保管方法についても佐々木さんより丁寧に伝授いただきます。

  4. お待ちかねのランチタイム!

    12:00 p.m.

    Kちゃんファームの梅林に設えた特設ダイニングで、浜の輝はもちろんこと、浪江の美味しい野菜と柴栄水産さんの目利きによる請戸のとびっきりの魚介を使ったランチコースをご堪能いただきます。料理を担当するのはBestTableの芹沢シェフ。お得意のアジアンスタイルで浪江の初夏の味わいをお届けします。

  5. 紙芝居の時間

    14:00 p.m.

    地元の「浪江まち物語つたえ隊」のメンバーによる紙芝居をお話しいただきます。浪江の人々の思いにしばし耳を傾けてください。

  6. お買い物タイム♪

    15:00 p.m.

    3月にグランドオープンしたの道の駅「なみえ」に立ち寄ります。地域食材のほか、大堀相馬焼や浪江唯一の造り酒屋鈴木酒造さんの酒蔵や直営ショップなど浪江グッズが目白押しです。

  7. 孫の手トラベル安積町営業所に到着

    17:30 p.m.

    その後、タクシーにて郡山市内のご自宅(滞在先)または郡山駅へお送り致します。
    ※お帰りの際、交通機関をご利用の方は、郡山駅発18:30以降のダイヤをお手配下さい。

ツアーの詳細

開催日
6/6(日)
料金
お一人様・税込 17,800円
※お子様・現地集合も同一料金となります。
当日の服装・持ち物
・畑に入りますので、サンダルや半ズボンは避け、汚れてもよい服装でお越しください。(スニーカー等でOKです)
・収穫体験用の手袋や持ち帰り用の袋はご用意いたします。
・屋外でのツアーになりますので、帽子、タオルなどお持ちください。また、風が強い地域ですので、風よけのアウターをご持参ください。
・コロナウイルス感染予防のため、食事中以外はマスクを着用ください。また、食事中の会話の際の飛沫防止のため、口を覆う扇子またはうちわをご持参ください。
参加条件
本ツアーは小学生以上の方で、お一人で行動が出来る方(介添えなどが不要、医師からの許可がある方)であればどなたでも参加が可能です。なお、お子様も同料金となります。
運行会社
郡山観光交通株式会社
添乗員
孫の手トラベル自社スタッフが同行いたします
お支払い方法
参加までの流れをご参照ください
旅行保険の加入
いずれのツアーも万が一に備え、旅行保険に加入していただきます。保険料はツアー代金に含まれております。そのため、生年月日の情報もいただいております。
キャンセル料について
宿泊・チケット付きツアーは20~8日前20%、7~2日前30%、前日40%、当日旅行前50%、旅行開始後無連絡不参加は100%発生いたします。
また日帰りツアーは旅行開始日の前日から起算してさかのぼり、10~8日前20%、7~2日前30%、前日40%、当日旅行前50%、旅行開始後無連絡不参加は100%発生いたします。
雨天時の対応
雨天でも決行いたしますが、やむをえず自然災害等で中止の場合は、前日お電話にてお知らせいたします。その場合、お預かりしているツアー代金は全額ご返金いたします。
最小催行人数
15名 ※お申し込みが最少出発人数に満たずツアー中止となる場合は、4日前までにご連絡いたします。
旅行条件書
旅行条件書のページをご参照ください

開催地

【現地集合場所】
Kちゃんファーム
〒979-1511 福島県双葉郡浪江町棚塩北棚455
※駐車場には限りがありますので、一定数に達しましたら締め切らせていただきます。

参加までの流れ

  1. ツアーのお申込み

    ツアー名・出発日・参加者の氏名・住所・生年月日・電話番号をご用意いただき、お電話・FAXまたはインターネットにてお申込みください。
    お支払いは銀行振込またはご来店での現金支払となります。インターネットでのお申込の場合はカード決済にも対応しております。

    FAX
    024-945-1324

    9:00~18:00 日・祝休

    インターネットからのお申込

    お申込されるツアーページ下部の「このツアーに参加を申込む」ボタンよりお申込ください

  2. 案内書の送付

    お申込みいただいた方には、振込先等について記載した案内書を郵送またはメールいたします。持ち物、注意事項などもご確認ください。

  3. お支払い・予約確定

    ツアー代金のお支払いをもって、予約確定となります。案内書到着から15日以内にご入金ください。

  4. 最終確認

    前日までに添乗員から電話またはメールをいたします。タクシーのお迎え時間などのご連絡をさせていただきます。

  5. 当日

    ご自宅または郡山駅に相乗りタクシーがお迎えに上がります。また、旅のしおりをお渡しいたします。お帰りはもちろん、タクシーでご自宅までお送りいたします。

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024-945-1324

9:00~18:00 日・祝休

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写真:Food Campの青空レストラン