冬でもFoodCamp!この時期ならではの設楽農園さんのジューシーな葱とニッケイファームさんのレジェンド級に甘いほうれん草の2ファームでの収穫体験付。お食事は生産者の食材をふんだんに使ったコースディナーをBestTableにて堪能していただきます。
設楽農園 https://www.facebook.com/shitetsu
ニッケイファーム https://www.facebook.com/nikkeifarm/
旬のベジカフェバルBestTable https://magonotetravel.co.jp/besttable
開催レポート
FoodCamp初の弊社レストラン内での開催。そして豪華に生産者は2名です。
生産者2名それぞれの畑を巡っていただき、その後弊社レストランBestTableにて立食形式でお食事を召し上がっていただきました。
今回のテーマ食材は寒い冬に旬な「ネギ」と「ほうれん草」
まず、郡山市のお隣須賀川市にある設楽農園さんを訪問しました。
設楽哲也さんです。
設楽さんの、冗舌なトークに吸い込まれるように皆さん聞き入っています。
まず、ネギとネギの間を歩いていただきました。
女性の腰あたりまでの高さにネギが生えているのと、両サイドのネギに土が高く盛ってあるため、思っている以上に足元は歩きにくいんです。
そうそう、ネギの白いところは土の中にあっても根でもなく、茎でもなく、葉なんです。日の光が当たっていないから白いだけで、日が当たると緑になります。まさに、この土の高さが白い部分の長さかぁ。と、根深ネギの意味を実感できる光景です。
「約40M くらいあるネギ一列を皆さんで本気で収穫してほしい。」と、設楽さん。
今回は、その土の深さを更に実感して頂くために、手で掘り起こしてのネギを収穫!通常は鍬で土を掘り起こすようですが…皆さんに頑張っていただきました。
でも、抜くことだけで終わらせない設楽さん。
その後、ネットにだいたい同じ太さのネギを束ねてひと固まりにし、ひもで結びます。この時、腰を入れてしっかりひもで結ばないと、ネギを持ち上げたときに、ネットからスルスル落ちてしまうんです。なので、その後の行程を左右する大切な作業なのです。
その後、日が暮れる前に足早にニッケイファームさんへ
生産者は大竹秀世さん。今年のFoodCampでは、夏のとうもろこしの回に続き2回目の登場です。
大竹さんの栽培するほうれん草【レジェンド】の収穫体験です。
名前からして、すでに只者ではない様子。
ほうれん草は、一年中スーパーに並んでいますが、ほうれん草の旬の時期はやはり冬。
葉を寒さや霜にあて、ぎりぎりの状態まで置くことが甘さを引き出す最大のポイントだそう。なんと糖度12.8°。フルーツ並みに甘いんです。
包丁片手に、ほうれん草を収穫方法を大竹さんご夫妻に伝授していただきます。
ザクっと気持ちよく包丁を入れていただきました。
生でも食べることができるというから、その場で味見をする方多数。
シロップみたいな甘さと、しつこくない甘味が、最高です。
参加した男性の方からは「甘くて感動した」との声。
外の気温も下がってきたので、詳しい話はレストランについてから聞くことに。
食事会場のレストランBestTableに向かいます。
本日は今年最後のFoodCamp!なので、忘年会の様な雰囲気で。普段はサービス側にいる私たちFoodCampチームも、参加者の皆さんと一緒に食事を頂きました。
着席しながら食事を召し上がっていただくコース料理ではなく、自由に参加者の皆さんや生産者の皆さんとの交流を楽しんでいただけるように、立食形式でのお食事を楽しんでいただきました。
カウンターには、このように2人の生産者の作ったねぎとほうれん草をメインにした様々な料理がズラリ!!一つの食材がいろんな表情を見せてくれました。
今回の料理 BestTableの芹沢シェフ。
サトイモを筒の花瓶に飾ってみたり、野菜のディスプレーもかわいらしい設え。
外のBBQグリルからはいい香りが!!ネギの一本焼きです。
食事も終盤になってきましたが、これからがお楽しみタイム!様々な楽しい企画をご用意いたしました。
まずは、設楽さん大竹さんのトークショー。参加者の皆さんから、事前にねぎとほうれん草のカードにお二人への質問を受け付けました。
質問内容は、野菜の事でもご本人の事でも、はたまたFoodCampチームについての事でも。。。。
設楽さんも大竹さんも一つ一つ丁寧に、真剣に質問に答えていただきました。
皆さんの質問内容が大変深い!!!生産方法についての質問や、今後の農業のビジョン、これから挑戦したいこと等、普段は聞くことのできない内容も。お二人の描く未来のお話に、皆さん興味津々のご様子。これからのお二人の活躍が楽しみです。
そして、お待ちかね!?第一回FoodCamp検定クイズ!!
皆さん、FoodCampの事をどれだけ知ってくださっているか?と思い、こんなクイズをご用意させていただきました。
生産者の事から、今までのFoodCampの歴史、我々FoodCampメンバーのプライベートの事まで、問題の種類は多岐にわたりました。
優勝者にはニッケイファーム特製野菜たっぷり豪華景品をお渡しいたしました。
やはり、優勝は、FoodCamp30回参加のYさん。さすがです!!FoodCampを立ち上げた当時から、ご参加いただきいつもありがとうございます。
ピアノのすばらしい生演奏もあり、皆様に一足早いクリスマスをお届けできたのではないでしょうか。
最後には、いつもFoodCampにご尽力いただいている生産者の鈴木さんや小沢さんも駆けつけていただき豪華すぎるFoodCampでした。
私たちも、大変楽しく有意義な時間を過ごしました。
そんな、今年度最後のFood Campは大盛況で終焉いたしました。
※第1回FoodCamp検定があるという事は、第2回FoodCamp検定もあるはず。
皆さん、いつ、どこで、どんな問題が登場するのかわかりません。
でも、盛り上がることは間違いありません。ぜひ、お楽しみにしていてください。
ツアーの見どころ
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旬の「ネギ」と「ほうれん草」2つのファーマーを巡り、収穫体験!
設楽農園さん(須賀川市)とニッケイファームさん(郡山市)の2つの農場を巡り、旬のネギとほうれん草を収穫していただきます。採れたてフレッシュな野菜をお持ち帰りいただき、ご自宅でも堪能いただきます。
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木々に囲まれたBestTableのダイニングでゆったりコースディナー♪
BestTableは開成山公園に程近い開成柏屋さんの中庭に面しています。広いテラスは季節の移ろいをダイレクトに感じられ大人気です。今の季節はテラスにこたつを設置。温かいレストランで美味しい旬の冬野菜を堪能します。
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生産者の素顔に迫ります!
野菜のこと、農業のこと、地域のことなんでも聞いてください!と言ってくれるお二人。オープンマインドで皆さんをお迎えしくださいます。友達のような、親戚のようなハートフルなお二人に会いに行きましょう!
キャスト紹介
- 設楽農園 設楽 哲也 ニッケイファーム 大竹 秀世
- 須賀川市でキュウリ、ウド、里芋、葱、米などを栽培する設楽農園の設楽さん。彼の作る葱は甘くてジューシー。郡山市で無農薬野菜を手掛けるニッケイファームの大竹さんのほうれん草の甘味はまさに「レジェンド」。全くタイプの違う二人が得意の「葱」と「ほうれん草」で冬野菜の魅力を届けてくれる。
お馴染みの野菜でさえ、わかっているようでそうでない
須賀川市でキュウリ、ウド、里芋、葱、米などを栽培している設楽農園。現在の代表、設楽哲也さんは大手旅行会社、学校教員などを経て、家業であった農業を継いだ。
当初は、かつてからの夢であった教員という職業への未練から、畑に行くことも辛かったそうだが、徐々に農業の面白さ、そして、あらゆる学びは農業にあることに気づく。農家の長男であった自分でさえ、いつも食卓に上るお馴染みの野菜について何もわかっていないことを痛感。なぜキュウリにイボイボがあるのか、なぜキュウリが曲がるのか、なぜネギが辛くなるのか・・・云々。
気温、水分、日照量、そして風や害虫などの影響によってさまざまな変化が畑で起こっていること、そしてその結果は必ず作物に現れること、そんな至極当然のことを知らずに食べているのが日常だった。そのことを1つずつ伝えていくことが今、まさに必要と感じ、設楽さんは生産者の顔以外に様々な顔を持っている。
NPO法人「OYAKODO(おやこどう)ふくしま」の代表理事を務め、野菜ソムリエや食育指導士の資格を持ち、学校や医療機関などと連携して食育イベントや農家ライブ、地元の農作物を使った加工品の企画など農業の普及活動を精力的に行っている。
また生産者の高齢化によりなかなか手が回らない畑をサポートすることも多く、地域にとってかけがえのない若きファーマーの一人である。
これまでのFoodCampでは、設楽農園さんの自慢のキュウリを主役に開催してきたが、キュウリと肩を並べるのが、設楽さんのネギである。設楽さんの葱はとっても甘くてジューシー。その魅力をよく知る地元のパン屋さんでは、設楽さんの葱が1本そのまま入ったバゲットやベーコンと合わせたお惣菜パンなどのコラボ商品もあるほど。
この設楽さんの葱が堪能できる時期は寒~い、寒い冬。基本的にFoodCampは戸外での開催のため、葱を主役にするのは無理か・・・と諦めていた数年前であったが、食事会場を畑にこだわらずレストランとの連携を図ったレストランFoodCampを企画。今回のツアー開催する運びとなった。
朝早くから日没まで、ほぼ休みなく畑仕事に追われる日々だが、設楽さんはいつもどこか楽しそうだ。SNSでは常に畑の状況や地域の人とのさりげないやりとりが発信されている。彼の日常にはそうしたやさしさに溢れている。そして、日々の小さな変化も見逃さず、様々な視点で気づきを与えてくれる畑を大きな教室のように、設楽さんの畑でたくさんの学びを体験して欲しい。
この美味しさは、まさにレジェンド
無農薬で野菜を作るニッケイファームの大竹さん。農家ではなかったため、新たに土地を求め、農業を一から学びスタートした。安全なものを提供したいとは誰もが思うことだろう。しかし、実際に栽培していく中で様々な試練に出会う。それでもあきらめず続けてこれたのは、先輩農家さんや地域の人々や家族の支えがあってのことである。特に、直売所を切り盛りし、いつも傍らでサポートしてくれる妻の志保さんの存在は欠かせない。
今年の夏は、念願のトウモロコシでFoodCamp初挑戦となったニッケイファームさん。当日まで緊張が隠せなかったが、いざ始まってみると「畑がすっかり素敵なレストランになって、お客様と畑での体験も全て楽しかった」という大竹さん。
そして、ニッケイファームさんの冬の目玉はなんといっても茎まで甘いほうれん草「レジェンド」。茎まで甘いのか茎が甘いのか、そのどちらでもあるのだが、一たび食べれば誰もが感動するまさに「レジェンド」級の美味しさ。
設楽さんとは対照的な二人だが、共通することは農業へのチャレンジ精神と美味しさへのこだわりではないだろうか。冬野菜の王道「葱とほうれん草」をテーマに、じっくり二人の生産者との対話と畑での作業を通じて、その美味しさを体感・体験するツアーとなるだろう。
- 旬のベジカフェバルBestTable 芹沢 靖夫
- 福島県産の食材を中心に、旬のものを旬な調理法で提供するBestTable。料理長・芹沢シェフは、いつだって気負いはない。お腹いっぱい美味しいものを食べて欲しい、そんなシンプルな幸せ感を大事に、お馴染みの食材も七変化させる。ホームグランドのレストランFoodCampではその手腕を発揮してくれるだろう。
今度はホームで、ゆっくりと味わって欲しい
元来、控えめな性格でFoodCampでシェフ紹介されることを気恥ずかしいそうにしていたBestTableの料理長・芹沢シェフであるが、それにも最近は慣れてきた様子である。
長らくアジアン料理系ダイニングで腕を振るってきたが、BestTableのオープンに合わせ料理長に就任。「難しいことは抜きにして、とにかくお腹いっぱい食べて欲しい」と気取らないその物腰もBestTableの人気の一つだろう。そんな素朴さが料理にもよく表れている。決して技巧的になり過ぎることなく、それでいて様々な食べさせ方をさせてくれる。
芹沢シェフの料理は、特にスパイスの使い方が絶妙だ。素材の持つ味・色・食感などを活かしつつ、変化を持たせてくれる。「〇〇料理」などという特定ジャンルへのこだわりはなく、その時の美味しい食べ方、Bestな食べ方を提供してくれる。
今回は、ホームグランドであるBestTableでの開催とあって、幾分かはリラックスした気持ちでできることだろう。設楽さんの葱もニッケイファームさんのほうれん草もオープン当初から取り扱っているからその野菜の特徴、そして生産者の想いはもう既に把握しているはずだ。
それでも、いつもフレッシュな気持ちで臨む芹沢シェフが、二人のファーマーの食材を相手にどのようなコースに仕上げるのか、ぜひ期待していただきたい。
ツアーのスケジュール
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孫の手トラベル営業所 出発
14:00
ご自宅や宿泊先(郡山市内のみ)および郡山駅まで、弊社タクシーがお迎えに参ります。出発時刻になりましたら、弊社営業所よりバスにて目的地へ出発いたします。
※お迎え時間は、ツアー開催日の前日までにご連絡致します。
※郡山市外からお越しの場合は、13:20までに郡山駅到着の交通機関をご利用ください。
※現地周辺には駐車場がございません。孫の手トラベル営業所には駐車可能ですので、ご自宅送迎は不要の方は、孫の手トラベル営業所(安積町)へ13:50までにお越しください。 -
設楽農園(須賀川市)到着
14:20
長ネギの収穫体験を行います。農園主の設楽さんが懇切丁寧に野菜の生育状況や収穫方法について教えてくださいます。
※15:10には設楽農園さんを出発し、次なる目的地へ移動します。
※収穫に必要な手袋、靴カバー、収穫袋はこちらでご用意致します。
※作業しやすい服装、靴でお越しください。 -
ニッケイファーム(郡山市三穂田町)到着
15:40
茎まで甘~いニッケイファームさん一押しのほうれん草を収穫します。無農薬の美味しさ、栽培に関するこだわりなど、代表の大竹さんから楽しく収穫しながらお話を伺いします。
※16:30にはニッケイファームさんを出発し、次なる目的地へ移動します。
※収穫に必要な手袋、靴カバー、収穫袋はこちらでご用意致します。
※作業しやすい服装、靴でお越しください。 -
BestTableへ到着
17:00
本日のお食事は、郡山市開成にございますBestTableが会場となります。設楽農園さん、ニッケイファームさんの旬のお野菜をメインに、福島県産の食材をふんだんに使ったディナーコースをご提供します。お料理は、BestTableの料理長、芹沢シェフです。福島の食材をいつも丁寧に吟味し、素材の味を活かしつつ、新たな視点で食べさせてくれるお料理にファンも多いです。温かい店内で今日のツアーをお料理で振り返りましょう。
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タクシーにてご自宅(または郡山駅)へ送迎
19:40
BestTableより郡山市内在住の方はご自宅(市外の方は郡山駅)まで弊社タクシーにてお送り致します。
※お帰りの際、交通機関をご利用の方は余裕をもって郡山駅出発20:30以降のダイヤをご予定ください。
※孫の手トラベル営業所までお車の方は、タクシーにて営業所へお送り致します。
ツアーの詳細
- 開催日
- December 12(日)
- 料金
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お一人様・税込 15,800円 - 当日の服装・持ち物
- ・畑に入りますので、汚れてもよい服装、履物でお越しください。(スニーカー等でOKです)
・収穫体験用の手袋や持ち帰り用の袋はご用意いたします。
・収穫体験は屋外となりますので、とにかく暖かい服装(ダウン等)、風邪を通しにくい上着、帽子などをお持ちください。
・コロナウイルス感染予防のため、食事中以外はマスクを着用ください。また、食事中の会話の際の飛沫防止のため、マスク会食にご協力ください。 - 参加条件
- 本ツアーは小学生以上の方で、お一人で行動が出来る方(介添えなどが不要、医師からの許可がある方)であればどなたでも参加が可能です。なお、お子様も同料金となります。
- 運行会社
- 郡山観光交通株式会社
- 添乗員
- 孫の手トラベル自社スタッフが同行いたします
- お支払い方法
- 参加までの流れをご参照ください
- 旅行保険の加入
- いずれのツアーも万が一に備え、旅行保険に加入していただきます。保険料はツアー代金に含まれております。そのため、生年月日の情報もいただいております。
- キャンセル料について
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宿泊・チケット付きツアーは20~8日前20%、7~2日前30%、前日40%、当日旅行前50%、旅行開始後無連絡不参加は100%発生いたします。
また日帰りツアーは旅行開始日の前日から起算してさかのぼり、10~8日前20%、7~2日前30%、前日40%、当日旅行前50%、旅行開始後無連絡不参加は100%発生いたします。 - 雨天時の対応
- 雨天でも決行いたしますが、やむをえず自然災害等で中止の場合は、前日お電話にてお知らせいたします。その場合、お預かりしているツアー代金は全額ご返金いたします。
- 最小催行人数
- 15名 ※お申し込みが最少出発人数に満たずツアー中止となる場合は、4日前までにご連絡いたします。
- 旅行条件書
- 旅行条件書のページをご参照ください
開催地
設楽農園(須賀川市)→ニッケイファーム(郡山市三穂田町)→BestTable(郡山市開成)