【鈴木農場】 夏野菜のフレンチde ブランチツアー

August 23(日) 開催

鈴木農場・改めて光一さんが向き合う野菜たち

FoodCampがスタートした当初から協力してくださっている鈴木農場の鈴木光一さん。その光一さんの野菜は県内外のプロの料理人からも絶大なる支持を得ています。今シーズンは鈴木農場さんでの開催は2回。8月は父・光一さん、そして9月は4代目の智哉さん。二人の生産者のそれぞれの個性が光るFoodCampにまた新たな一ページが加わります。

*福島県在住の方のみ、お申し込みいただけるツアーとなっております。

オプション>ワインペアリングセット

鈴木シェフのフレンチに合わせてワインペアリングセットはいかがでしょうか。光一さんの存在感あるお野菜をフレンチコースでいただく今回のツアー。孫の手トラベルFoodCampチーム専属のワインエキスパートがお料理に合わせてセレクト致します。当日の個別ドリンクオーダーよりもちょっとお得に、美味しく楽しめるオプションです。ワインペアリング3杯セット 2,500円(税別)
※ご希望の方は、ツアーお申込み時に「オプション:希望する」をお選びください。

鈴木シェフのレストランの様子もちょっとご紹介。

今回は、プチグリーンさんにお邪魔して取材させていただきました。

鈴木農場さん甘70という玉ねぎ。じっくりローストして玉ねぎの甘み、旨味をギューッと濃縮。生ハムの塩気だけで引き立つシンプルかつ奥深い味わい。

旬のヤングコーンのグリル。ペースト状のコーンクリームのごげ目と髭の甘み、皮まで食べたくなる美味しさ。これぞ、トウモロコシというお料理。

ワインも「野菜に合うものを」とお願いすればさらりと提案してくれます!
常時数種類はストックしてあるというチーズも本格的です。

生産者と料理人、食材のことになるとつい熱くなる二人。

開催レポート

トウモロコシ畑で丸かじり‼夏のお野菜満喫の旅

誰も知らない魅力的な場所が、福島にはある。フードカートと行く「Food Camp!ツアー」の2020年8月23日は、郡山市のトウモロコシ畑と夏野菜がテーマでした。

会場に入る雰囲気も最高。「何があるんだろう?」とドキドキワクワクします。

ウェルカムドリンクは……

トマトです!!
「プチぷよ」というミニトマト。ぷにぷにしている食感もびっくりで、冷やしたトマトで身体がすっきりします。甘くて、おいしい!

そして目の前に、どーーーんと、カラフルすぎるお野菜が出現!!

こちらのお野菜は、インテリアではありません。
いずれも、今回のコース料理に使われるお野菜。
こんなにたくさんの種類の野菜、どの皿でどのように食べられるか考えるだけでも、ワクワクします!!

ふかふかのきれいに整備された畑。
前日の夕立で、「野菜の気持ちワーク」(詳細は、ぜひ次回ツアーで確認してください!)は残念ながら行えませんでしたが、開放感はサイコーです!

今回の会場は郡山市郊外の「鈴木農場」。鈴木光一さんのツアーは毎年実施しても大人気。リピーターの多い人気ツアーです。
右側が調理する、欧風バル「PETIT GREEN(プチグリーン)」オーナーシェフの鈴木文康さん。W鈴木コンビでのお届けです。

光一さんは、「郡山ブランド野菜」という野菜を、なかまと育てています。

光一さんは、種苗店も経営。味わいや栄養、郡山の土地に合った品種を、一つの野菜で200〜300もある種類から吟味し、1年に1度たった1つのみ選び出して栽培。今まで多くの「ブランド野菜」が生み出されました。

今回は、「今まで以上に一生産者としても関りたい。それをシェフにもぶつけてみたい」といいます。

夏のお野菜といえば、とうもろこし!
その畑に入ります!

畑にたくさんの人が入っていますが、見えません…
畑、宝探しみたいで、ワクワクします!

「とうみぎ丸」など2種類を収穫。
「あまーい!!!」の声が方々から。その場で生かじり。醍醐味です。

生トウモロコシの感動冷めやらぬうちに、ブランチが始まります。
コロナの飛まつ対策として、扇子で口元を覆いながらの食事です。
「マイ扇子」持参多数。記念写真を1枚!

ゼブラ茄子のテリーヌ キャビアドオーベルジヌ
グリーンスウィートのクリーム添え。

はっとする赤に「きれい!」と声のあがる冷たいスープ。
トマトとオクラのガスパッチョ。
一人一人にテーブルでサーブ。
「冷たいものは冷たいうちに」というシェフの心配りです。

鈴木農場の野菜のオモニエール。
「ブランド野菜」が勢ぞろい!
万吉どんのキッシュ、とうみぎ丸のガレット、佐助ナスのサラダ…

料理にあうワインも充実。
左は、メーンのオモニエールにあわせた野菜にあう赤ワイン。
中央は、鈴木シェフの店でも人気の、やはり野菜にあう白です。ガスパッチョと相性よし。

収穫したとうもろこし、ブランチの間に、どれだけ甘いかを計測してみました。17-18度で甘い部類のようですが、優勝者の糖度は、、
なんと23度!!
「糖度コンテスト」優勝者には、光一さんの野菜BOXが贈られました。
パチパチパチ!!

ありがとうございました!!

ツアーの見どころ

  • 鈴木光一さんの畑をシンプルに 楽しむ夏野菜の収穫体験

    今年は例年になく畑に向かう時間ができたという光一さん。「これまで畑で色々やったけど、今回は直球でシンプルに収穫体験を楽しんでもらいます」という、光一さんの渾身の夏野菜を収穫できるこの体験は誰もがうらやむツアーの目玉です。

  • 星付きレストラン経験を持つ 鈴木シェフの野菜フレンチコース

    プチグリーンの鈴木シェフは海外の星付きフレンチレストランでの経験を持つ、凄腕シェフ。野菜の甘み・苦みなど個性を際立たせ、食材本来の美味しさを楽しませてくれます。野菜がメインのフレンチコースでは、鈴木シェフならではの本格料理に圧倒されるはず。※別料金:ワインペアリングセットあり

  • これぞ青空レストラン原点 畑で食べるフードマイルゼロ体験

    いつもきれいに整然とした鈴木農場さんの畑はもうそれだけでごちそう。広々とした畑に恒例のダイニングを設置。これぞ青空レストランの原点ともいえるこの場所で、採りたてのお野菜と自然の光や風を感じるフードマイル・ゼロ体験をお楽しみください。

キャスト紹介

鈴木農場/伊東種苗店 代表 鈴木 光一
■なんでもある鈴木農場だけど、1つ1つにこだわりたい

年間300品種もの野菜を手掛ける鈴木農場。ブリーダーからの試験栽培もあるため、すべてが市場に出回る野菜とは限らないが、とにかくその品種の多さは全国的にも稀な存在。そんな鈴木光一さんは地域でもカリスマ生産者として様々な場面で引っ張りだこ。
写真:鈴木 光一

しかし、今年は少し様子が違います。

「コロナの影響で会議や会合は一切なし。また外部から訪問者もすべてキャンセル。そのおかげで畑に凄く時間をかけることが出来た」という光一さん。「スタッフとも毎日、こうした方がいい、ああした方がいいと、たくさん話もできた。こんなに仕事に向き合ったこと初めてじゃないかというくらい」とのこと。さらに、天候面でもいい状態で来ており、このままベストな状態でFoodCampに望めたらと、期待に胸を膨らませます。

そして、「今まではシェフに『何がありますか?』と言われ、シェフが使いたいものに合わせることが多かったけど、『一番うまいのはこれとこれ!』と、こちから提案するFoodCampにしたい。何でもある鈴木農場だけど、その中でも1つ1つにはもちろんこだわりがあって、この時期に今一番いいものを生産者から提案することをやってみたい」と密かな想いを打ち明けてくれました。

■もっと美味しさを追求したい

手をかければ当然いいものができることはわかっていたが、これまではやれていなかったそう。光一さんでもそんなことがあるのかと耳を疑いたくなる言葉ですが、冷静にこれまでを振り返っての率直な気持ちの表れなのではないでしょうか。”もっと美味しさを追求したい”そんな気持ちがことさら強くなった光一さんにとって、今年は特別な一年であることは間違いない。「鈴木シェフの本物志向で極める姿勢にも応えることができると思う」と、そこには、静かな自信に満ち溢れている光一さんがいました。

■郡山ブランド野菜ではなく、鈴木光一の野菜で勝負したい

毎回「郡山ブランド野菜」を掲げてのFoodCampでしたが、今年は少し趣きが違う様子。「今まで以上に一生産者として関われたし、それをシェフにもぶつけてみたい。参加される方にも郡山ブランド野菜ではなく、鈴木光一としての野菜を食べて欲しい。鈴木シェフなら、その野菜の特徴を捉え、いろんな食感だったり、味だったりを一皿に野菜のさまざな表情を表現してくれると思った」と光一さんはいいます。

この言葉の通り、シェフにも、食べてもらうみなさんにも、今回は光一さんの野菜を存分に味わっていただく会にしたいと思います。

食大学 生産者インタビューもどうぞ。
鈴木農場 
福島県郡山市大槻町字北寺18
TEL:024-951-1814 
欧風バル プチ・グリーン オーナーchef 鈴木 文康
■26歳で渡仏、井の中の蛙だった 

調理師の名門、辻調理師専門学校を卒業、さらに同校での講師を経て26歳で渡仏。その後星付きレストランでの経験を持つ鈴木シェフは、当時の自分を振り返ってこう言います。「辻調で先生もしていたから、結構いい気になっていたよね。しかし、海外へ行って日本で何をやってきたのか
写真:鈴木 文康

と思ったんです」と。

その理由として、鈴木シェフはこう続けます。「日本では、日本の生活習慣、出来上がった和食というものがあって、よその事はわからないことが多い。日本と同じようにパリでも365日、様々な食材が手に入りますが、だからといって四季がないわけではないんです。旬の食べ方やその地域ならではのものあり、その地域の、その季節ならではのソウルフードがある」とのこと。「ある日、レストランの賄いで白いんげんを煮たものがでてきて、僕は正直、『何だ豆かぁ』と思ったんですよ。けれどシェフも他のスタッフもみんな喜でいて。この地域では、この季節にこんな風にして食べるんだというのを肌で感じましたね」と、海外でのエピソードを語ってくれました。まさに、そこに行かなければわからないこと、それに尽きるのではないでしょうか。

■食材に嘘はつきたくない
「料理人とは、料理するから料理人であって、料理とは調理する=つまり、火を通すことであり、極端な言い方をすれば、サラダを出すのであれば料理人はいらない」と料理人として確固たる信念を持つ鈴木シェフ。さらに、「手を加えて食材の形が無くなっても、風味とか、香りとかその食材の個性が残っていればいいと思うんですよね」と。その言葉の裏側には、手を加えるにしても、その食材ではない別のものにはしない、つまり食材に嘘をつかないという食材へのリスペクトが伺えます。いかに、良い食材に巡り合えるかもとても重要ではあるが、あえて他県のものを買う必要はないとのこと。基本の食材は地元で十分、その特徴を掴んでどう使い分けるか、生産者と密にコミュニケーションを取って理解していくことが大事だと、いつも生産者の声に耳を傾ける鈴木シェフの姿勢が映し出されています。

■尊敬できる生産者
鈴木光一さんとは、以前から知っている間柄だそうだが、改めて光一さんについて尋ねてみました。「地域の農業のために自分の時間を割いている方で、郡山の農業を盛り上げようという姿が素晴らしい、尊敬できる生産者」と称賛。また、「勉強熱心でいろんなことにチャレンジしている」とも。「FoodCampは、目に見えない価値が凄く大きいので、料理人としていい経験になるし、お客様にとってみれば様々な出会いもあるし発見もある。そんな貴重な会に尊敬できる生産者、鈴木光一さんとやれるのはとても嬉しい」と相思相愛。最終的に場所、雰囲気、楽しい時間を過ごしてもらえればと締めくくった鈴木シェフも、光一さんと目指すところは一緒です。

今回それぞれの分野で円熟した二人が挑む、素晴らしい会になること間違いなしでのようです。

PETIT GREEN プチ グリーン
〒963-8002 福島県郡山市駅前2‐6‐4 富士館ビル1F
tel. 024-934-8899
営業時間:Lunch 11:30~(L.O 14:00)
Dinner 18:00~ (L.O 22:00)
水曜は Lunchお休み、 Dinnerは21:00まで、21:00~24:00は WineBarとして営業定休日:12/31・1/1

http://www.green-co.jp/

ツアーのスケジュール

  1. お 迎 え ・ 集 合

    7:30 a.m.

    郡山市内のご自宅(滞在先)または郡山駅にタクシーにてお迎えに参ります。お迎え時刻は前日までにご連絡致します。

    ※郡山駅にてお迎えの方は、7:00までに郡山駅到着のダイヤでお越しください。
    ※タクシーはグループ会社の「郡山観光交通」のタクシーが参ります。

  2. 出 発

    8:00 a.m.

    孫の手トラベル 安積町営業所より観光バスにて現地へ出発します。

    ※営業所までお車で来られる方は7:50までにお越し下さい。
    (駐車場多少あり)

  3. 現地到着

    8:30 a.m.

    鈴木農場の鈴木光一さんの案内により、畑の中を案内していただきながら収穫体験をお楽しみいただきます。何が収穫できるかは当日のお楽しみに!

    ※現地に直接来られる方は、8:20までにお越しください。

  4. ランチ

    9:30 p.m.

    プチグリーンの鈴木シェフによる野菜を中心にしたフレンチ仕立てコース料理です。今年は手をかけることが出来たという鈴木光一さんがこれぞと思うお野菜を調理していただきます。お料理に合わせて、ワインなどのペアリングもご提案致します。
    (別途料金でその他のアルコール、ソフトドリンクもあります)

  5. 直売所でお買い物

    12:30 p.m.

    今年リニューアルした鈴木農場さんのオシャレな直売所へ立ち寄ります。旬の夏野菜が所狭しと並ぶ店内でお買い物をお楽しみください。地方発送も承ります。

  6. お帰り

    1:30 p.m.営業所到着

    鈴木農場さんの直売所を出発し、弊社営業所へ向かいます。ほろ酔い気分でも大丈夫。営業所からはご自宅(または郡山駅)まで弊社タクシーにてお送り致します。

    ※お帰りの際、交通機関をご利用の方は余裕をもって郡山駅出発
    14:30以降のダイヤをご予定ください。

ツアーの詳細

開催日
August 23(日)
料金
お一人様(A) 14,800円
旅行代金への支援額 5,100円
お支払い実額 9,700円
※お子様・現地集合も同一料金となります。
当日の服装・持ち物
・暑さが予想されますので、帽子、タオルなどお持ちください。
・畑に入りますので、サンダルや半ズボンは避け、汚れてもよい服装でお越しください。(スニーカー等でOKです)
・お食事以外の時間帯では、マスクの着用をお願いします。
・お食事時の飛沫感染防止にマイ扇子のご用意をお願いします。

なお、収穫体験用の手袋や持ち帰り用の袋はご用意いたします。
参加条件
本ツアーは小学生以上の方で、お一人で行動が出来る方(介添えなどが不要、医師からの許可がある方)であればどなたでも参加が可能です。なお、お子様も同料金となります。
運行会社
郡山観光交通株式会社
添乗員
孫の手トラベル自社スタッフが同行いたします
お支払い方法
参加までの流れをご参照ください
旅行保険の加入
いずれのツアーも万が一に備え、旅行保険に加入していただきます。保険料はツアー代金に含まれております。そのため、生年月日の情報もいただいております。
キャンセル料について
宿泊・チケット付きツアーは20~8日前20%、7~2日前30%、前日40%、当日旅行前50%、旅行開始後無連絡不参加は100%発生いたします。
また日帰りツアーは旅行開始日の前日から起算してさかのぼり、10~8日前20%、7~2日前30%、前日40%、当日旅行前50%、旅行開始後無連絡不参加は100%発生いたします。
雨天時の対応
雨天でも決行いたしますが、やむをえず自然災害等で中止の場合は、前日お電話にてお知らせいたします。その場合、お預かりしているツアー代金は全額ご返金いたします。
最小催行人数
15名 ※お申し込みが最少出発人数に満たずツアー中止となる場合は、4日前までにご連絡いたします。
旅行条件書
旅行条件書のページをご参照ください

開催地

【現地集合場所 】

鈴木農場さんの畑
(郡山市園芸振興センター西側に隣接しています)

※ナビに、郡山市園芸振興センター(福島県郡山市逢瀬町多田野寒風担161)をセットしてお越しください。
畑は、センターの西側に隣接しています。

参加までの流れ

  1. ツアーのお申込み

    ツアー名・出発日・参加者の氏名・住所・生年月日・電話番号をご用意いただき、お電話・FAXまたはインターネットにてお申込みください。
    お支払いは銀行振込またはご来店での現金支払となります。インターネットでのお申込の場合はカード決済にも対応しております。

    FAX
    024-945-1324

    9:00~18:00 日・祝休

    インターネットからのお申込

    お申込されるツアーページ下部の「このツアーに参加を申込む」ボタンよりお申込ください

  2. 案内書の送付

    お申込みいただいた方には、振込先等について記載した案内書を郵送またはメールいたします。持ち物、注意事項などもご確認ください。

  3. お支払い・予約確定

    ツアー代金のお支払いをもって、予約確定となります。案内書到着から15日以内にご入金ください。

  4. 最終確認

    前日までに添乗員から電話またはメールをいたします。タクシーのお迎え時間などのご連絡をさせていただきます。

  5. 当日

    ご自宅または郡山駅に相乗りタクシーがお迎えに上がります。また、旅のしおりをお渡しいたします。お帰りはもちろん、タクシーでご自宅までお送りいたします。

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024-945-1324

9:00~18:00 日・祝休

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写真:Food Campの青空レストラン