【ガンバ農園】親方アスパラガスと奥会津牛の春満開FoodCamp!

April 23(日) 開催

この時期、旬を迎えるアスパラガス。白河市でアスパラガスを中心に農業を営むガンバ農園の代表鈴木さんは、旅先でアスパラガスの魅力にハマり、農業へ転身。通常、固くなりがちな根本まで柔らかくみずみずしいアスパガラスとなるよう栽培へのこだわりも並大抵ではない。また親方と親しまれるそのお人柄のように、アスパラガスへの愛情は深く、親方ファンも多い。今回は、親方のアスパラガスを良く知るあ吽の林シェフが、息の合ったコンビでFoodCampを楽しませてくれること間違いなし。FoodCamp初登場のガンバ農園さんの「親方アスパラ」を堪能しよう!

 

ガンバ農園 https://www.facebook.com/hiroyuki.suzuki.50309277

和牛旬菜 あ吽  https://www.irozuki-aun.com/

開催レポート

快晴の幕開け!FoodCamp 2023 がスタート

今年最初のガンバ農園さんでのFoodCampは、ときおり強風が吹くものの気持ちの良い快晴に恵まれました。遠くに那須連峰がくっきりと姿を見せ、まるでお客様を歓迎しているかのようでした。

実は前日まで強風予報に悩んでいたところ、ガンバ農園の鈴木さんのご提案で、急遽農園内のビニールハウスを食事会場としてお借りすることにしました。前日には片付けと雑草取りをお手伝いし、安全な食事会場が整いました。当日ハウスの中は、燦燦と日差しが降り注ぎ、暑いくらいでした。

「親方」こと鈴木さんによるアスパラ講座
そしてアスパラの収穫体験へ

「親方」の愛称で知られるガンバ農園の鈴木さん。見た目は少し「怖い人??」と思われがちですが、いざお話ししてみると、その茶目っ気たっぷりの人柄にたちまちファンになってしまいます。
お手製のスケッチブック片手に、クイズを交えながら、
「アスパラの穂先と根元、旨味が濃いのはどっち?」
「アスパラの原産国は?」
など、アスパラのことをユーモアたっぷりに教えてくださいました。

続いて、アスパラの収穫体験へ。4名の指導員にお客様が一人ずつ指導を受けながら収穫をするというマンツーマン方式。それだけアスパラの収穫には繊細な注意が必要なのです。

 

指導員は、親方の息子さんと熟練のパートさん、そして予め収穫講習を受けていた、FoodCampスタッフのヨーストが務めます。今日は鈴木さんの収穫作業をお手伝いするために、ハウス2棟分をすべて取り切るのが皆さんのミッション。いざ、収穫体験へ!

一人ずつアスパラの長さを測る棒とはさみを渡され、収穫がスタート!棒より長いアスパラは太いものも細いものもすべて取り切ります。
時折密着して生えている隣のアスパラを傷つけないように、はさみを入れる角度に悩みながら、丁寧に収穫。頭と体力を使う繊細なお仕事です。
しかも、ハウスの中はなかなかの暑さ。鈴木さんはこの作業を、シーズンには朝と夕方と日に2回されていると思うと、頭が下がります。

収穫したアスパラは親方のもとに運び、重量を計測し、袋詰めしてお土産に。今回ははあえて、根元の美味しいところを切り取らず、長いままお持ち帰りいただきました。

アスパラの特製カクテルで乾杯!
あ吽の林シェフによるアスパラと奥会津牛の饗宴

ランチタイムは、親方の高らかな「乾杯!」の声でスタート。乾杯ドリンクは弊社グループレストラン「ベストテーブル」による、アスパラを使った特製カクテル。マドラー代わりの生のアスパラをかじりながら召し上がっていただくという趣向です。

お料理は、ガンバ農園さんと旧知の仲である「和牛旬菜 あ吽」の林シェフ。アスパラと奥会津牛のフルコースは、親方講座で学んだ「根元」と「穂先」の味比べから。奥会津牛の部位別食べ比べもご用意くださいました。

アスパラは、緑のものだけでなく、紫やホワイトも全種類コースに登場。

中でも圧巻だったのが、あ吽さんだけに納品されるという極太アスパラ「あ吽スペシャル」の炭火焼きです。丸々1本がどどーん!とお皿に出されます。シェフ曰く「あくまでもアスパラは主役。牛肉は添え物です!」とのこと。

 

当日お誕生日のお客様がいらっしゃいましたので、サプライズ!会場のみなさんでバーステイソングを合唱し、弊社からは特製カクテルとシェフからは苺増量のデザートをプレゼントしました。

 

鈴木さんのお話とともに、終始賑やかなテーブル。林シェフのアスパラの持ち味を最大限に活かしたお料理の数々に、皆さまご満悦の一日となりました。

 

 

ツアーの見どころ

  • 貴重な旬の春アスパラの収穫体験!(お土産付)

    ガンバ農園さんの手ほどきのもと、旬を迎えた春アスパラガスを収穫していただきます。もちろん、収穫したアスパラはお持ち帰りいただけます。自分の目で見て、採って、食べる楽しみを存分に味わえます。

  • ためになって楽しい♪「親方のアスパラ講座」

    鈴木さんが手作りしたアスパラクイズなど、ためになって楽しい「親方のアスパラ講座」を開催。知られざるアスパラガスの魅力、そして何より親方ワールドに抱腹絶倒の楽しいひとときです。

  • 奥会津牛と親方アスパラの絶品ランチコース

    奥会津牛一筋のあ吽 林シェフと親方アスパラを存分に使った夢のコラボレーションランチコースをお楽しみいただきます。普段からお付き合いのあるお二人ならではの極上のランチタイムです。

キャスト紹介

アスパラガスの美味しさを届けたい ガンバ農園 代表 鈴木 博之
白河でアスパラガスを中心にズッキーニ、お米を栽培するガンバ農園の親方・鈴木さんは元サラリーマン。旅先でアスパラガスの魅力にハマり、農業へ転身。根本まで柔らかくみずみずしい「親方アスパラ」はプロの料理人からも引っ張りだこ。そんな鈴木さんには並々ならぬこだわりがあった。
写真:ガンバ農園 代表 鈴木 博之

サラリーマンから一転、アスパラ農家になるまで

ガンバ農園の園主・鈴木博之さんは某カメラメーカーの技術者として働いていた元サラリーマン。実家は白河市五箇地区で米を栽培する兼業農家であったが、農業をするつもりはまったくなかったそう。

ところが、勤務していた会社が撤退することになり、職を失った鈴木さんに新たな出会いが訪れます。飲食店で長崎県産のアスパラガスを食べたところ、果物ような感覚とみずみずしさに度肝を抜かれました。その衝撃的な美味しさに「これだ、これしかない。自分でも作ってみたい!」とアスパラガス農家になることを決意しました。

夫婦で同じ会社に勤務していたため、奥様も状況は同じでした。自分たちのペースで仕事ができる自営業に魅力も感じていたので、これについては奥様も賛同し、夫婦でアスパラ農家として再スタートを切ることにしました。

一生の出会い

「石橋を2回叩いても渡らない」ような性格の鈴木さんが、なぜアスパラ農家になったのか。その理由はアスパガラスの美味しさだけではないようです。サラリーマン時代は管理職も経験しており、原価計算や生産性、品質管理など厳しく求められる環境で仕事をしていました。ですから、勝算がないものには手は出せないと思っていたのも事実です。冷静に考えてみると、アスパラガスは野菜の中でも比較的高価で付加価値が出せる食材だということ、そして東北では競争が少なく、しっかりしたものを作れれば生産者としてのイニシアチブが取れるはず。やってみる価値は十分にあると踏んだのでした。

しかし、実家は農家であったものの鈴木さん自身は農業については素人。ましてや地域でアスパガラスを栽培している生産者は皆無。そこで、国内でも有数のアスパラ産地であり、そして何より鈴木さんが衝撃を受けたあのアスパラの生産者である竹嶋よしまつさんに師事します。

この竹嶋さんとの出会いが、さらに鈴木さんを後押ししました。

長崎のアスパラ生産者として既に名の通った方でしたが、アスパラとは何か、アスパラガスの生育の特長や栽培方法について実に丁寧に教えてくれたそうです。そして、アスパラガスへの愛情の深さ、仕事への誇り、そうした人としての魅力、生き様に鈴木さんは大いに感銘を受けたのでした。「もうアスパラの前に、竹島さんの人柄に惚れました」という鈴木さんの表情からも、この出会いが何よりも得難い、一生の出会いであったことを感じずにはいられませんでした。

ご高齢ということもあって、生産者としては第一線から退いた竹島さんの農法を鈴木さんは「竹島農法」といって、今でも師匠の教えを基本に栽培しているそうです。

そして、親方アスパラの誕生

2010年にアスパラ栽培を始め、初めての収穫を迎えた年、知り合いの地元の中古車屋さんで初の販売会を実施。地元の方がたくさん買いに来てくれました。手ごたえは十分でした。やがて飲食店からも引き合いがくるようになり、震災後もコロナ禍でもそのオーダーは途絶えることなく、確かな販路となりました。

 

すっかり「親方アスパラ」で定着したガンバ農園さんのアスパラガス。どうして親方なのか?と尋ねると、鈴木さんは笑いながらこんなエピソードを話してくれました。

農家になってからしばらくしてのこと。地元の農家さんの集まりがあった時、あだなを周りに付けていった人がいて『あー、鈴木さんは親方だな』と言われたのがきっかけとか。周囲も何となくしっくりきたようで、それから親方と呼ばれるようになり、親方が作るアスパラということで「親方アスパラ」が誕生。また、ある友人がイラストを描いてくれ、それがまたなんともほのぼのとしていて、各種リーフレットにも採用しています。

 

親方アスパラの特長は、とにかく野菜に込める想いが違うと鈴木さんは言います。毎日必ずアスパラの畑を見に行き、それぞれのアスパラの状況を必ず見て回るそうです。そしてできるだけ長い年数収穫ができるようにアスパラを育ているとか。肥料も自家肥料を使い、農薬などは最小限にするなど、アスパラの本来の力を発揮できるような栽培を実践しています。

FoodCampはちょっとした憧れがあったという鈴木さん。登場する生産者はどの方も、素晴らしい生産者ばかり。自分がその名を連ねることにはいささか気後れするところもあるようですが、これまで大変お世話になった飲食店の皆さんの役にたちたいとう気持ちで今回登場してくださいました。

鈴木さんの愛情あふれる親方魂に触れ、きっとファンになること間違いなしです。

生産者へのリスペクト、食材への愛情をそのままに 和牛旬菜 あ吽 林 亮太
奥会津牛に出会い、命の大切さをより痛感。生産者へのリスペクトはもちろんのこと、食材への愛情も人一倍の林シェフ。今回はガンバ農園さんの親方アスパラガスと息のあったコンビで今年もFoodCampを魅了してくれるだろう。
写真:和牛旬菜 あ吽 林 亮太

恐るべし、親方アスパラ

福島県ではアスパラガスの生産者は数えるほどしかいません。そもそも国産もののアスパラガスは高価でしかもなかなか流通していません。そんな中、非常に品質が良く、安定した供給をしてくれるガンバ農園さんを知ったのは、今から約4年ほど前のことです。同じ飲食仲間の「しのや」さんからの紹介でした。

親方アスパラを初めて食べたときの印象は「みずみずしく、甘みとほろ苦さのバランスがとても良く、どの調理法、食材と合わせても素晴らしい味わい。こんなアスパラを白河で作っている人がいるんだという驚きを嬉しさがありました」と林シェフはいいます。

牛肉とアスパラガスの相性は文句なし良いのですが、味わいの深い奥会津牛に親方アスパラはさらに好相性で、すぐにお店で採用することにしました。

情熱と思いやりの塊のような人

親方アスパラを知り、ほどなくして生産者の鈴木さんにお会いすることができました。親方と呼ばれる通り、その風貌はどっしりと風格のある雰囲気でしたが、どこか愛らしくいつも茶目っ気たっぷりです。そして、人一倍気を遣う人だという印象でした。さらに農業に対する情熱、ことさらアスパラガスに対する情熱は本当にものすごくて、情熱と思いやりの塊のような人です。

やはりこういう人がつくるからあういうアスパラになるのだろうと納得した部分も大いにあります。親方がいつもいうように、技術の前に人柄が出る、そんな感じがビシバシします。だから親方の周りにはいつも人が絶えないのだと思います。

親方アスパラの素晴らしさを

4月は春アスパラガスの旬です。この一番良い時期に親方のアスパラの素晴らしさが伝わる様に頑張りたいです。FoodCampではいつも素晴らしい生産者とコラボレーションさせていただいていますが、今回は親方の想いを乗せた一皿をぜひお楽しみいただければ幸いです。

ツアーのスケジュール

  1. お迎え・営業所集合

    8:30 a.m.

    郡山市内のご自宅(滞在先)または郡山駅に郡山観光交通のタクシーにてお迎えに参ります。お迎え時刻は前日までにご連絡致します。
    ※郡山駅にてお迎えの方は、8:15までに郡山駅到着のダイヤでお越しください。

  2. 現地へ向けて出発!

    9:00 a.m.

    孫の手トラベル 安積町営業所より観光バスにて現地へ出発します。
    ※営業所までお車の方は8:50までにお越し下さい。(駐車場多少あり)

  3. 経由地~新白河駅からのお客様ご乗車

    9:45 a.m.

    新白河駅(東北新幹線停車駅)を経由して現地へ向かいます。新白河駅からご乗車ご希望の方は新白河駅西口ロータリーへ9:45までにお越し下さい。
    ※また、新白河駅でトイレ休憩を取ります。

  4. ガンバ農園さん到着!

    10:20 a.m.

    白河市五箇地区でアスパラガスやお米などを栽培しているガンバ農園の鈴木さんの畑へお邪魔します。知られざるアスパラガスの魅力を知るその名も「親方講座」や旬の春アスパラガスの収穫体験などお楽しみいただきます。人間味あふれる親方・鈴木さんのワールドに捧腹絶倒間違いなしの楽しい時間です。

  5. お待ちかねのランチタイム♪

    12:10 p.m.

    親方アスパラの大ファンでもある和牛旬菜 あ 吽の林シェフ。奥会津牛と親方アスパラや旬の食材を使ったランチコースをご堪能いただきます。

  6. 直売所でお買い物

    14:40 p.m.

    手作り感満載の楽しい”親方直売所”で親方アスパラをご購入いただけます。また予約注文も可能ですので、ぜひこの機会に親方アスパラをご家庭でもお楽しみください。

  7. 現地出発

    15:10 p.m.

    楽しい時間はあっという間。ガンバ農園を出発し、一路、新白河駅へ向かいます。途中、トレイ休憩を兼ねてJA直売所「り菜あん」へ立ち寄ります。

  8. 経由地~新白河駅に到着

    16:25 p.m.

    往路同様に新白河駅を経由します。新白河駅から新幹線・在来線など公共交通機関をご利用の方は、16:40以降のダイヤをお手配ください。

  9. 孫の手トラベル安積町営業所に到着

    17:20 p.m.

    安積町の営業所に到着後、タクシーにて郡山市内のご自宅(滞在先)または郡山駅へお送り致します。
    ※お帰りの際、交通機関をご利用の方は、郡山駅発18:20以降のダイヤをお手配下さい。

ツアーの詳細

開催日
April 23(日)
料金
お一人様・税込 18,700円
※お子様・現地集合も同一料金となります。
当日の服装・持ち物
・屋外でのツアーになりますので、晴天の際は日よけの帽子などお持ちください。
・動き易い靴や服装でお越しください。
・コロナウイルス感染予防のため、マスクをご着用ください。
参加条件
本ツアーは小学生以上の方で、お一人で行動が出来る方(介添えなどが不要、医師からの許可がある方)であればどなたでも参加が可能です。なお、お子様も同料金となります。
運行会社
郡山観光交通株式会社
添乗員
孫の手トラベル自社スタッフが同行いたします
お支払い方法
参加までの流れをご参照ください
旅行保険の加入
いずれのツアーも万が一に備え、旅行保険に加入していただきます。保険料はツアー代金に含まれております。そのため、生年月日の情報もいただいております。
キャンセル料について
宿泊・チケット付きツアーは20~8日前20%、7~2日前30%、前日40%、当日旅行前50%、旅行開始後無連絡不参加は100%発生いたします。
また日帰りツアーは旅行開始日の前日から起算してさかのぼり、10~8日前20%、7~2日前30%、前日40%、当日旅行前50%、旅行開始後無連絡不参加は100%発生いたします。
雨天時の対応
雨天でも決行いたしますが、やむをえず自然災害等で中止の場合は、前日お電話にてお知らせいたします。その場合、お預かりしているツアー代金は全額ご返金いたします。
最小催行人数
15名 ※お申し込みが最少出発人数に満たずツアー中止となる場合は、4日前までにご連絡いたします。
旅行条件書
旅行条件書のページをご参照ください
その他注意事項
コロナウイルス感染防止のため、事前に健康調査に関するお願いをしております。お申込み後に詳細をご連絡致しますので、ご協力程よろしくお願い致します。

開催地

ガンバ農園 〒961-0016 福島県白河市板橋辻堂28

参加までの流れ

  1. ツアーのお申込み

    ツアー名・出発日・参加者の氏名・住所・生年月日・電話番号をご用意いただき、お電話・FAXまたはインターネットにてお申込みください。
    お支払いは銀行振込またはご来店での現金支払となります。インターネットでのお申込の場合はカード決済にも対応しております。

    FAX
    024-945-1324

    9:00~18:00 日・祝休

    インターネットからのお申込

    お申込されるツアーページ下部の「このツアーに参加を申込む」ボタンよりお申込ください

  2. 案内書の送付

    お申込みいただいた方には、振込先等について記載した案内書を郵送またはメールいたします。持ち物、注意事項などもご確認ください。

  3. お支払い・予約確定

    ツアー代金のお支払いをもって、予約確定となります。案内書到着から15日以内にご入金ください。

  4. 最終確認

    前日までに添乗員から電話またはメールをいたします。タクシーのお迎え時間などのご連絡をさせていただきます。

  5. 当日

    ご自宅または郡山駅に相乗りタクシーがお迎えに上がります。また、旅のしおりをお渡しいたします。お帰りはもちろん、タクシーでご自宅までお送りいたします。

メール会員登録

先行予約可能なメール会員登録はこちらから!
オリジナリティ溢れるツアー情報や福島ローカルのニッチな情報をお届けします。

登録フォームへ

お問合せ

FAX
024-945-1324

9:00~18:00 日・祝休

お問合せフォーム
写真:Food Campの青空レストラン