FCキッチンカーにて「請戸もの鮮魚×高岡野菜のブイヤベース」を提供

開催日
2024年2月10日
利用者
主催:令和の都だざいふ万葉大茶会実行委員会 企画:一般社団法人 令和・家持ネットワーク協議会
内容
FCキッチンカーの展示および料理提供
目的
イベント開催にあたり、次世代の「水素」エネルギーを活用して自然環境の保全を発信
場所
坂本八幡宮駐車場(福岡県太宰府市)
規模
参加者100名以上

新元号「令和」の典拠となった「梅花の宴」を再現する
令和の万葉大茶会

令和の万葉大茶会は、2019 年に軽井沢で開催された環境サミットでの茶会が起源。新元号「令和」の典拠となった万葉集の「梅花の宴」を茶会で再現。同時に、万葉集で歌われている日本の美しい自然環境の保全にも配慮。万葉集の編纂者とされる大伴家持ゆかりの地をリレー方式で巡る企画です。第4回となる今回は、福岡県太宰府市で開催されました。

万葉集にも歌われた日本の自然環境の保全も発信
最先端技術である「水素」エネルギーを活用

イベント開催にあたっては自然環境や気候変動にも配慮。「水素」エネルギーを活用して、会場の音響や暖房等の電源が用意されました。その趣旨に賛同し、弊社も水素燃料電池(FC)キッチンカーを大宰府まで運んで参加。特製ブイヤベースを無料配布しました。

水素研究の先駆である九州大学様をはじめ、
第一実業株式会社様、株式会社エイブル様と連携

イベントは個々に脱炭素に取り組む大学、企業が連携して実施しました。

九州大学

九州大学様は、2003年より「水素社会」を具現化する試みを実施。2015年には全国に先駆けて、下水処理場の汚泥から水素を作る水素ステーションの実証を開始。当日は学生にも協力いただき、会場設営やブイヤベースの配布などをお手伝いいただきました。

第一実業株式会社

産業用機械のサプライヤーを本業とする第一実業株式会社様。バイナリー発電、太陽光発電およびバイオマス発電等、次世代に必要不可欠となる再生可能エネルギーへの取り組みを推進。脱炭素社会の実現に向けたソリューション提案や関連商材の開発にも注力されています。今回は会場設営を主にご協賛いただき、最先端水素ソリューションによる電源供給をご担当いただきました。

株式会社エイブル

また、福島からは株式会社エイブル様にもご協力いただきました。同社は、福島第一原発の廃炉エンジニアリングに尽力。一方で、福島の復興と未来に向けて浪江町、請戸漁港での地産地消クリーンエネルギーインフラ構想に取り組まれています。「福島からの水素応援隊」として、FCキッチンカーの出店ならびにブイヤベースのご提供にお力添えいただきました。


「福島からの水素応援隊」としてご挨拶する山口社長と株式会社エイブル様

郡山観光交通株式会社

弊社は、2023年にトヨタ自動車様と連携してFCキッチンカーを国内初導入。これを活用したアウトドアレストラン事業を展開。また、FCキッチンカーによる食の旅「フードキャンプ」や「水素ツーリズム」事業に取り組んでいます。今回初めて福岡へ陸送で片道3日かけてFCキッチンカーを運びました。イベント前日には、福岡で作られた下水処理場の汚泥由来の水素を久留米市の福岡酸素株式会社様にて充填。福島産の水素と福岡産の水素を合わせて利用して当日に臨みました。

FCキッチンカーで調理した
請戸もの鮮魚×高岡野菜のブイヤベースを提供

ご提供したブイヤベースは、弊社レストラン「ベストテーブル」によるもの。株式会社エイブル様も事業を展開されている福島県浪江町 請戸漁港の鮮魚を使用。またこの度被災された富山県高岡市の野菜を取り寄せ、仕立てたブイヤベースをご提供しました。一般客のみなさまへの無料配布には多くの方にお並びいただき、あっというまに完売となりました。

伊藤環境大臣にもブイヤベースをご提供
FCキッチンカーもご見学いただきました

「水素」エネルギーを活用した脱炭素への取組ということもあり、当日は伊藤環境大臣にもご来場いただきました。特製ブイヤベースをお召し上がりいただき、弊社のFCキッチンカーも興味深くご見学いただきました。

今回のイベントが、「万葉の時代から令和の時代」へ受け継がれるべき日本の自然環境保全への啓蒙となればと願います。そうした活動やイベントに対し、弊社は今後もFCキッチンカーを活用した発信に力を入れてまいりたいと思います。

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写真:Food Campの青空レストラン